「自宅で効率よく全身を鍛えたい」「ジムに通う時間がない」――そんな悩みを持つ方に注目されているのが、ボート漕ぎの動作で全身運動ができるローイングマシンです。腕・背中・脚・体幹をバランスよく刺激でき、有酸素運動と筋トレを1台でこなせるため、ダイエットから体力づくりまで幅広い目的に対応できます。
しかし、いざ購入しようとすると「マグネット式と油圧式の違いは?」「マンションでも使える静音モデルはどれ?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年最新のローイングマシンおすすめ5選を厳選して紹介します。負荷方式の違いや選び方のポイントはもちろん、目的別のおすすめモデルやトレーニングメニュー例まで網羅しました。初心者から上級者まで、自分にぴったりの1台が見つかる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ローイングマシンとは?期待できる効果とメリット

ローイングマシンとは、ボートやカヌーを漕ぐような動作を再現したフィットネスマシンです。別名「ローアー」や「エルゴメーター」とも呼ばれ、海外ではプロアスリートのトレーニングにも広く採用されています。まずは、ローイングマシンで得られる3つの効果を確認していきましょう。
全身の筋肉をバランスよく鍛えられる
ローイングマシン最大の魅力は、1台で全身の約85%の筋肉を使えることです。ハンドルを引く動作で背中・腕・肩が、足で踏み込む動作で太もも・ふくらはぎが、姿勢を安定させる動作で腹筋・体幹が鍛えられます。
ランニングやエアロバイクが下半身メインのトレーニングになりがちなのに対し、ローイングマシンは上半身と下半身を同時に動かせるのが大きなメリットといえるでしょう。
有酸素運動と筋トレを同時にこなせる
ローイングマシンは、引いて戻す動作を繰り返すことで心拍数が上がり、有酸素運動としての脂肪燃焼効果が期待できます。同時に、負荷をかけた状態で筋肉を収縮させるため、筋力トレーニングとしても機能します。
近年注目を集めるHIIT(高強度インターバルトレーニング)との相性も抜群で、短時間で効率的にカロリーを消費したい方におすすめのマシンです。
関節への負担が少なくケガのリスクが低い
ランニングやジョギングでは、着地のたびに体重の2〜3倍の衝撃が膝や足首にかかるといわれています。一方、ローイングマシンは座ったまま行う運動であるため、関節への負担が非常に小さい点が特徴です。
膝や腰に不安を抱える方や、産後のリハビリ目的で体を動かしたい方にも取り入れやすいトレーニング器具といえます。年齢や体力レベルを問わず、幅広い層が安心して使用できるでしょう。
ローイングマシンのおすすめの選び方
ローイングマシンは種類が多く、価格帯も1万円台から数十万円までさまざまです。ここでは、購入前に確認しておきたい5つのポイントを解説します。
負荷方式で選ぶ(マグネット式・油圧式・空気抵抗式・水圧式)
ローイングマシンの負荷方式は大きく4種類に分かれます。それぞれの特徴を理解することが、失敗しない選び方の第一歩です。
マグネット式は、磁気抵抗で負荷をかけるタイプで、家庭用ローイングマシンの主流です。動作音が静かでマンションでも使いやすく、負荷調整も容易なため、初心者から中級者まで幅広くおすすめできます。
油圧式は、手動ダイヤルで負荷を調節する方式で、コンパクトかつ安価なモデルが多い点が魅力です。負荷はマグネット式ほど大きくないため、ストレッチ感覚の軽い運動やリハビリ目的の方に向いているでしょう。
空気抵抗式は、フライホイールの回転で生まれる空気抵抗を利用するタイプです。漕ぐスピードに応じて負荷が変わるため、本格的なトレーニングに最適ですが、動作音が大きい点に注意が必要です。
水圧式は、タンク内の水の抵抗を利用し、実際のボート漕ぎに最も近い感覚が得られる方式になります。価格は高めですが、水音による癒し効果もあり、こだわり派のユーザーに支持されています。
迷ったらマグネット式を選んでおけば間違いありません。静音性・価格・操作性のバランスが最も優れています。
負荷調整の段階数で選ぶ
ローイングマシンを長く使い続けるなら、負荷調整の段階数は重要なチェックポイントです。段階数が多いほど自分のレベルやその日のコンディションに合わせた細かい調整が可能になります。
一般的には8〜16段階のモデルが多く、上位モデルでは32段階まで調節できる製品もあります。家族で共有する場合や、トレーニングの強度を段階的に上げていきたい方は、16段階以上の負荷調整ができるモデルがおすすめです。
設置スペースと折りたたみ機能で選ぶ
ローイングマシンは使用時に奥行き200cm前後のスペースが必要になるため、事前に設置場所を確認しておくことが大切です。ワンルームや6畳程度の部屋で使用する場合は、折りたたみ機能付きのモデルや縦置き収納に対応したモデルを選ぶと部屋を有効に活用できます。
キャスター付きのモデルであれば、使用後の移動や収納もスムーズに行えるでしょう。
モニター・アプリ連動機能で選ぶ
トレーニングのモチベーションを維持するうえで、モニターやアプリ連動機能は見逃せないポイントです。時間・距離・消費カロリー・心拍数などをリアルタイムで確認できると、目標を持ってトレーニングに取り組めます。
最近では専用アプリと連動して世界中のコースを仮想体験できるモデルや、レッスン動画に合わせて自動で負荷が変わるモデルも登場しています。飽きっぽい方には特におすすめの機能です。
グリップと座面の快適性で選ぶ
快適にトレーニングを続けるためには、グリップの握りやすさと座面のフィット感も確認しましょう。汗をかいても滑りにくい素材のグリップや、お尻にフィットするくぼみのある座面を採用したモデルがおすすめです。
フットペダルに固定ストラップが付いているかどうかも要チェック。足が滑ると正しいフォームを維持できず、トレーニング効果が半減してしまいます。
ローイングマシンおすすめ5選【2026年最新】
ここからは、2026年に購入できるローイングマシンのおすすめモデルを10台厳選して紹介します。価格帯・負荷方式・ターゲット層のバランスを考慮し、1万円台の入門機から本格派モデルまで幅広くセレクトしました。
DMASUN ローイングマシン
Amazonの売れ筋ランキングで常に上位をキープしている人気モデルです。マグネット式で16段階の負荷調整に対応し、アプリと連動してトレーニングデータを記録できます。複線スライドレールを採用しているため安定感が高く、漕ぎ心地も滑らか。縦置き収納に対応しており、使わないときは省スペースで保管可能です。5年間の長期保証が付属する点も安心材料といえるでしょう。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 参考価格 | 22,300円前後 |
| 負荷方式 | マグネット式 |
| 負荷段階 | 16段階 |
| 折りたたみ | 縦置き収納対応 |
| アプリ連動 | 対応 |
| 特徴 | Amazon売れ筋上位・5年保証・複線レール設計 |
MERACH ローイングマシン(手動負荷調整モデル)
フィットネス機器の人気ブランドMERACH(メリック)が手がけるスタンダードモデルです。16段階のマグネット式負荷に加え、MERACH専用アプリとKINOMAPアプリの両方に対応。複線スライドレールで左右のブレが少なく、体重150kgまで対応する高い耐荷重性も特長です。デジタルダイヤル「MERACH GO」による直感的な操作性も評価を集めています。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 参考価格 | 23,400円前後 |
| 負荷方式 | マグネット式 |
| 負荷段階 | 16段階 |
| 折りたたみ | 縦置き収納対応 |
| アプリ連動 | 対応(MERACH / KINOMAP) |
| 特徴 | 耐荷重150kg・複線レール・デジタルダイヤル搭載 |
MERACH Q1S PRO(自動負荷調整モデル)
MERACHのハイエンドモデルで、アプリ連動による自動負荷調整機能を搭載したおすすめのローイングマシンです。レッスン動画の内容に合わせて自動で負荷が変わるため、トレーニング中にハンドルから手を離す必要がありません。AIが運動データを分析し、最適なメニューを提案してくれる機能も搭載。テクノロジーの力で効率的に鍛えたい方にぴったりの1台です。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 参考価格 | 39,800円前後 |
| 負荷方式 | マグネット式 |
| 負荷段階 | 16段階(自動調整) |
| 折りたたみ | 縦置き収納対応 |
| アプリ連動 | 対応(自動負荷調整あり) |
| 特徴 | AI自動負荷調整・1000以上のレッスンコース |
アルインコ(ALINCO)FA3300A ローイングマシン
日本の老舗フィットネスメーカー・アルインコが手がける高機能モデルです。業界最多クラスの32段階電動負荷調整を搭載し、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えます。スマホアプリとの連動にも対応しており、トレーニングデータの管理も容易。国内メーカーならではのアフターサポート体制も心強いポイントです。
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 参考価格 | 34,800円前後 |
| 負荷方式 | マグネット式 |
| 負荷段階 | 32段階(電動調整) |
| 折りたたみ | 縦置き収納対応・キャスター付き |
| アプリ連動 | 対応 |
| 特徴 | 国内メーカー・32段階電動負荷・LEDメーター |
Goripedia ローイングマシン
1万円台前半で手に入る最安クラスのローイングマシンです。12段階の負荷調整とLCDディスプレイを搭載し、折りたたみにも対応。機能は必要最低限ですが、「ローイングマシンがどんなものか体験してみたい」というエントリー層にとっては十分な性能を備えています。初期投資を抑えて自宅トレーニングを始めたい方に最適な選択肢でしょう。
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 参考価格 | 12,900円前後 |
| 負荷方式 | マグネット式 |
| 負荷段階 | 12段階 |
| 折りたたみ | 対応 |
| アプリ連動 | 非対応 |
| 特徴 | 最安クラス・折りたたみ対応・入門用に最適 |
【目的別】ローイングマシンのおすすめはどれ?
「結局どれを買えばいいの?」と迷っている方のために、目的別に最適な1台を提案します。
ダイエット・脂肪燃焼が目的の方におすすめのローイングマシン
ダイエット目的であれば、MERACH Q1S PRO(自動負荷調整モデル)がおすすめです。アプリのレッスン動画に合わせて自動で負荷が変わるため、HIITトレーニングのように強弱をつけた有酸素運動が手軽に実践できます。運動データの記録機能で日々の成果が可視化されるのも、ダイエットのモチベーション維持に効果的です。
本格的な筋トレが目的の方におすすめのローイングマシン
筋力をしっかり鍛えたい方には、Vrapnudc 空気抵抗式ローイングマシンが最適です。漕ぐスピードに比例して負荷が上がる空気抵抗方式は、追い込みトレーニングとの相性が抜群。より細かな負荷コントロールを求めるなら、32段階電動調整のアルインコ FA3300Aも有力候補になります。
マンションで使いたい方におすすめのローイングマシン(静音重視)
マンションやアパートにお住まいの方は、静音性に優れたマグネット式を選びましょう。なかでもDMASUNローイングマシンは、静音設計に定評がありながら2万円台で手に入るコスパの高さが光ります。階下への振動が気になる場合は、トレーニングマットを敷くとさらに効果的です。
初心者・女性におすすめのローイングマシン
運動習慣がない方や女性には、低い負荷から始められるアルインコ FA2350A(油圧式)がおすすめです。軽量コンパクトで扱いやすく、ストレッチ感覚で無理なく全身を動かせます。もう少し本格的に取り組みたい方は、Sunny Health & Fitness SF-RW1205もコスパが良く入門機として最適です。
ローイングマシンの正しい使い方とトレーニングメニュー例
ローイングマシンを購入しても、正しいフォームで使わなければトレーニング効果は半減してしまいます。ここでは基本の使い方と、すぐに実践できるメニュー例をお伝えしましょう。
ローイングマシンの基本フォームと注意点
ローイングマシンの動作は、大きく4つのフェーズに分けられます。
1. キャッチ(スタートポジション)
膝を曲げてシートを前方に寄せ、両手でハンドルをしっかり握りましょう。背筋は丸めず、軽く前傾姿勢をとるのがポイントです。
2. ドライブ(漕ぎ出し)
足で踏み込みながら、腕を伸ばしたまま上体を起こします。脚の力が7割、体幹が2割、腕が1割というイメージで力を配分してください。
3. フィニッシュ(引き切り)
脚を伸ばしきったら、ハンドルをみぞおち付近まで引き寄せます。肩甲骨を寄せるように意識すると、背中の筋肉にしっかり効くのを実感できるはずです。
4. リカバリー(戻り)
腕を前に伸ばし、上体を前傾させ、膝を曲げてスタートポジションに戻ります。リカバリーは力を抜いてゆっくり行うのがポイントです。
注意点として、猫背や反り腰にならないこと、腕の力だけで引かないことを意識しましょう。正しいフォームで行うことで、腰痛の予防にもつながります。
初心者向け週3回トレーニングメニュー例
ローイングマシンを使った初心者向けの週3回メニューを紹介します。無理のないペースで体を慣らしていくことが継続の秘訣です。
【ウォームアップ】3分
負荷を最低レベルに設定し、ゆっくりとしたペースで漕ぎます。体を温めて関節の可動域を広げるのが目的です。
【メインセット】15〜20分
負荷を中程度に上げ、1分間しっかり漕いで30秒休憩するインターバルを繰り返します。慣れてきたら漕ぐ時間を長く、休憩を短くしていきましょう。
【クールダウン】3分
負荷を下げてゆっくり漕ぎ、心拍数を徐々に落とします。トレーニング後は軽いストレッチも行うと疲労回復が早まります。
1回のトレーニング時間は合計20〜25分程度で十分。週3回を目安に、体調に合わせて調整してください。
ローイングマシンとエアロバイク・ステッパーの違いを比較
「ローイングマシンと他の有酸素マシン、どれがいいの?」と悩む方も多いはず。ここでは代表的な3つのマシンを比較します。
| 比較項目 | ローイングマシン | エアロバイク | ステッパー |
|---|---|---|---|
| 鍛えられる部位 | 全身(上半身+下半身) | 下半身中心 | 下半身中心 |
| カロリー消費 | 高い | 中程度 | 中程度 |
| 静音性 | マグネット式なら静か | 静か | やや音あり |
| 設置スペース | やや大きい | 中程度 | 小さい |
| 関節への負担 | 小さい | 小さい | やや大きい |
| 価格帯 | 13,000〜50,000円 | 10,000〜50,000円 | 5,000〜30,000円 |
| おすすめの人 | 全身を効率よく鍛えたい人 | ながら運動がしたい人 | 省スペースで手軽に運動したい人 |
全身をバランスよく鍛えたいなら、ローイングマシンが最もおすすめです。一方、テレビを見ながら運動したい方にはエアロバイク、設置スペースが限られる方にはステッパーが適しているでしょう。
ローイングマシンのよくある質問(FAQ)

ローイングマシンはマンションで使っても大丈夫?
マグネット式のローイングマシンであれば、動作音は非常に静かなのでマンションでも問題なく使用できます。念のため、本体の下にトレーニングマットを敷くと振動が吸収され、階下への配慮として安心です。空気抵抗式や水圧式は音が大きめなので、集合住宅での使用はあまりおすすめしません。
ローイングマシンで痩せるには1日何分が目安?
脂肪燃焼を目的とする場合、1回あたり20〜30分を目安にトレーニングしましょう。有酸素運動は開始から20分ほどで脂肪がエネルギー源として使われやすくなるためです。HIITのようにインターバルを取り入れれば、10〜15分の短時間でも効率的にカロリーを消費できます。
ローイングマシンのデメリットは?
主なデメリットは、設置スペースが必要なことと、正しいフォームを身につけるまでに少し時間がかかることの2点です。折りたたみ対応モデルを選べばスペースの問題は軽減できますし、フォームはアプリのレッスン動画やYouTubeの解説を参考にすれば初心者でも比較的早くマスターできるでしょう。
女性でもローイングマシンは使える?
もちろん使えます。負荷を軽めに設定すれば、女性でも無理なくトレーニングが可能です。ローイングマシンは関節への負担が少ないため、むしろ女性にこそおすすめしたいトレーニング器具です。二の腕や背中の引き締め、体幹の強化にも効果を発揮します。
まとめ|ローイングマシンで自宅トレーニングを始めよう

本記事では、2026年最新のローイングマシンおすすめ5選を中心に、選び方・使い方・目的別のおすすめモデルまで網羅的に紹介しました。
最後に、選び方のポイントを振り返りましょう。
- 迷ったらマグネット式を選べば間違いなし
- 負荷調整は16段階以上あると長く使える
- マンション住まいなら静音性を最優先に
- 継続のカギはアプリ連動によるモチベーション管理
- 購入前に設置スペースを必ず確認する
自宅にローイングマシンが1台あれば、天候や時間帯を気にせずいつでも全身トレーニングができます。この記事を参考に、あなたにぴったりの1台を見つけてみてください。



