「トレーニングギア、種類が多すぎて結局どれを買えばいいのか分からない」と悩んでいませんか。
ベルトやパワーグリップ、リストラップなど、似たようなアイテムが並んでいると、自分に必要なものを見極めるのは難しいものです。
この記事では、ジムでの実体験をもとに、本当に役立つトレーニングギアのおすすめを目的別に8つ厳選して紹介します。
腰や体幹を支えるベルト、握力を補う握力補助系、関節を守るサポーター系というように、用途ごとにグループ分けしているため、自分に合った1点がすぐに見つかります。
さらに、失敗しない選び方や「まず1つだけ買うなら何か」という優先順位、使うときの注意点まで丁寧に解説。
読み終えるころには、トレーニングギアの揃え方に迷いがなくなり、安心して次のトレーニングに臨めるはずです。
初心者の方も、ステップアップを狙う中級者の方も、ぜひ参考にしてください。
トレーニングギアとは?使う目的と3つの役割

まずは、トレーニングギアがどんなものなのか、なぜ多くのトレーニーが使っているのかを整理しておきましょう。
役割を理解しておくと、自分に必要なギアが選びやすくなります。
トレーニングギアの定義|重りやマシンとの違い
トレーニングギアとは、ダンベルやバーベルといった「重り」やマシンそのものではなく、トレーニングの質と安全性を高めるための補助アイテムを指します。
代表的なものとしては、トレーニングベルト(パワーベルト)、リストラップ、パワーグリップ、リストストラップ、ニースリーブ、エルボースリーブ、トレーニンググローブなどが挙げられるでしょう。
重りが「負荷をかける道具」だとすれば、トレーニングギアは「その負荷を安全かつ効率よく扱うための道具」だと考えると分かりやすいでしょう。
3つの役割(パフォーマンス向上・ケガ予防・フォーム補助)
トレーニングギアの役割は、大きく次の3つに分けられます。
- パフォーマンス向上:高重量を扱いやすくし、最後の数回まで粘れるようになる
- ケガ予防:手首や腰、膝などにかかる負担を分散し、無理な動きから関節を守る
- フォーム補助:体幹や手首が安定し、狙った筋肉に効かせやすくなる
たとえばベルトを巻くと腹圧が入りやすくなり、スクワットやデッドリフトで体幹が安定します。
パワーグリップを使えば、背中を鍛えたいのに握力が先に限界を迎える、という悩みも解消できるでしょう。
トレーニングギアはいつから必要?導入する目安
トレーニングを始めてすぐの段階では、まずフォームと基本的な筋力を身につけることが先決です。
ギアが本領を発揮するのは、扱う重量が増えてきてからになります。
次のような状態に当てはまるなら、トレーニングギアの導入を検討するタイミングです。
- スクワットやベンチプレスで自分の体重前後の重量を扱うようになってきた
- 背中のトレーニングで、筋肉より先に握力が疲れてしまう
- 手首や腰、膝に違和感を覚えながらトレーニングしている
- 週に3回ほど継続し、記録更新や筋肥大を本気で狙いたい
失敗しないトレーニングギアの選び方
おすすめ商品を見る前に、選び方の基準を押さえておきましょう。
ここを理解しておくと、紹介する各トレーニングギアのどれが自分向きか判断しやすくなります。
目的で選ぶ(筋肥大・ダイエット・健康維持)
同じトレーニングギアでも、目的が違えば優先順位は変わるものです。
- 筋肥大・ボディメイク:高重量を扱う機会が多いため、ベルトやパワーグリップの効果を実感しやすい
- ダイエット:背中や脚の大きな筋肉を使う種目で、握力補助や膝のサポートが役立つ
- 健康維持・姿勢改善:軽めの重量が中心なら、まずはグローブなど快適性を高めるギアから
自分がどこを目指しているのかを意識すると、必要なトレーニングギアが絞り込めます。
サイズと素材で選ぶ
サポーター系やベルトは、サイズが合っていないと効果が半減します。
購入前に手首周りやウエスト、膝周りを測り、各商品のサイズ表と照らし合わせておきましょう。
素材も重要なポイントです。
ベルトはレザー製だと硬めで安定感があり、ナイロン製だと軽くて着脱が手軽。
サポーターは厚みがあるほど保護力が高まる一方、動きの自由度はやや下がります。
まず1つだけ買うなら?優先順位の考え方
「全部は揃えられないけれど、何か1つ買いたい」という方も多いはずです。
迷ったときの優先順位は、自分の弱点を補うものから選ぶのが基本になります。
背中のトレーニングで握力に不安があるならパワーグリップ、スクワットで腰が不安ならベルト、というように考えると失敗しません。
このあと紹介するトレーニングギアのおすすめは用途別に並べているので、自分の弱点に近いグループから読み進めてみてください。
【腰・体幹を支える】高重量に挑むトレーニングギアのおすすめ
スクワットやデッドリフトで腰の不安を減らし、より重い重量に挑戦したい方に欠かせないのがトレーニングベルトです。
腹圧を高めて体幹を安定させる、最も効果を体感しやすいトレーニングギアといえるでしょう。
ゴールドジム トレーニングレザーベルト G3368
トレーニングギアの定番ブランド、ゴールドジムのベーシックなレザーベルトです。
腹部にしっかり巻くことで腹圧が高まり、スクワットやデッドリフトといった高重量種目で体幹が安定します。
2本ピンと背面パッドの組み合わせで固定力が高く、それでいて初心者でも扱いやすい厚みに仕上がっているのが魅力。
腰への負担を抑えながらフォームを保てるため、最初の1本として長く愛用できる安心の一本です。
こんな人におすすめ
- スクワットやデッドリフトで腰の不安を減らしたい人
- はじめてのトレーニングベルトを探している初心者
- 定番ブランドで間違いのない一本を選びたい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 6,000円前後 |
| 特徴ポイント | 2本ピンと背面パッドで高い固定力。初心者でも扱いやすいレザーベルト |
【握力を補助する】背中・引く種目を追い込むトレーニングギアのおすすめ
デッドリフトや懸垂、ローイングなどの引く種目では、鍛えたい背中より先に握力が限界を迎えがちです。
そんなボトルネックを外してくれるのが、握力補助系のトレーニングギア。
ここでは役割の異なる3つを紹介します。
ゴールドジム パワーグリップ プロ G3710
多くのトップ選手が愛用する、握力補助系トレーニングギアの代表格です。
ベロをバーに巻き付けて握るだけで、握力に頼らず背中や腕をしっかり追い込めます。
左右同時にセットできるので、セット間の時間ロスが少ないのも実用的なポイント。
プル系では握力をサポートし、プレス系では滑り止めとしても機能する汎用性の高さが、長く支持される理由でしょう。
こんな人におすすめ
- 背中のトレーニングで握力が先に疲れてしまう人
- 高重量のデッドリフトや懸垂に挑戦したい中級者
- 長く使える本格的なパワーグリップが欲しい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 14,300円前後 |
| 特徴ポイント | 左右同時装着で時短。プル系もプレス系もこなす万能タイプ |
STEADY クロスグリップ パワーグリップ ST-H01
トップフィジーカー監修のもとで作られた、握る動作と押す動作の両方に対応するパワーグリップです。
くびれのある形状とベロ先端の特殊構造により、引く種目だけでなくプレス系でも安定して使えます。
独自の滑り止めラバーで食いつきがよく、手首周りのベルトもしっかり固定できる設計。
1つで幅広い種目をカバーしたい方や、コストを抑えつつ機能性を求める方に向いたトレーニングギアです。
こんな人におすすめ
- 引く種目も押す種目も1つでこなしたい人
- コスパと機能性のバランスを重視する人
- 滑りにくいグリップ力を求める人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 8,000円前後 |
| 特徴ポイント | 握る・押すの両対応。独自ラバーで高いグリップ力を実現 |
ゴールドジム リストストラップ G3500
握力補助系のなかでも手に取りやすい、シンプルなリストストラップです。
布状のストラップをバーに巻き付けるだけで、デッドリフトや懸垂、ローイングといった引く種目の握力をしっかり補ってくれます。
パワーグリップより構造が簡単な分、軽くてかさばらず、ジムバッグにも収まりやすいのが利点。
まずは握力補助を低コストで試してみたい初心者にとって、最初の一歩にぴったりのトレーニングギアといえます。
こんな人におすすめ
- 握力補助系をまず手軽に試してみたい初心者
- 軽くて持ち運びやすいギアが欲しい人
- 背中や僧帽筋を最後まで追い込みたい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 2,000円前後 |
| 特徴ポイント | 軽量でかさばらない。低コストで握力補助を体感できる入門モデル |
【関節を守る】手首・肘・膝を保護するトレーニングギアのおすすめ
高重量を扱うほど、手首や肘、膝といった関節への負担は増えていきます。
痛みを抱える前に、サポーター系のトレーニングギアでケガ予防を意識しておくと安心です。
ゴールドジム ループ付きリストラップ G3511
手首の反り返りを防いで関節を安定させる、定番のリストラップです。
ベンチプレスやショルダープレスなど、手首に負荷がかかるプレス系種目で力を発揮します。
親指に引っかけるループ付きで巻き付けやすく、装着中にずれにくいのが特徴。
適度な硬さと柔軟性を両立しているため、手首をしっかり固定しつつ、無理のない動きを保てるトレーニングギアです。
こんな人におすすめ
- ベンチプレスで手首が痛くなりやすい人
- プレス系種目の出力を安定させたい人
- 巻きやすく扱いやすいリストラップを探している人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 3,900円前後 |
| 特徴ポイント | 親指ループでずれにくい。適度な硬さと柔軟性を両立 |
AZLIV エルボースリーブ 7mm
肘関節を保温・圧迫してサポートする、筒状のエルボースリーブです。
ベンチプレスやアームカールなど、肘に負担がかかる種目で安定感が増します。
厚さ7mmのしっかりとした生地が肘を包み込み、関節のブレを抑えてくれるのが魅力。
トレーニング実践者の視点で開発されたブランドだけあり、フィット感と保護力のバランスに優れたトレーニングギアに仕上がっています。
こんな人におすすめ
- ベンチプレスやアームカールで肘に違和感がある人
- 肘を保温してパフォーマンスを保ちたい人
- しっかりした厚みのサポーターを求める人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 5,000円前後 |
| 特徴ポイント | 厚さ7mmで肘をしっかり保護。保温と安定性を両立 |
AZLIV ニースリーブ 7mm
膝関節を保護・サポートする筒状のニースリーブです。
スクワットやレッグプレスなど、膝に強い負荷がかかる種目で安定性を高めてくれます。
厚さ7mmの反発素材が膝を適度に圧迫し、立ち上がる動作を後押し。
膝の不安を抱えながら脚トレを続けている方や、高重量のスクワットに本気で取り組みたい方を支える頼れるトレーニングギアです。
こんな人におすすめ
- スクワットで膝に不安を感じる人
- 高重量の脚トレに挑戦したい人
- 反発を活かして立ち上がりを補助したい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 6,000円前後 |
| 特徴ポイント | 厚さ7mmの反発素材で膝を保護。スクワットの安定感が向上 |
【手のひらを守る】快適に握るためのトレーニングギアのおすすめ
バーやダンベルを握り込むと、手のひらにマメができたり食い込みで痛みが出たりすることがあります。
そうした不快感をやわらげ、トレーニングに集中させてくれるのがグローブです。
ゴールドジム プロトレーニンググローブ G3402
手のひらの保護に特化した、ゴールドジムのスタンダードなトレーニンググローブです。
バーの食い込みをやわらげ、滑り止め効果でグリップ力も高めてくれます。
指の自然な湾曲に合わせたカーブ設計で握りやすく、手の甲は通気性のよい素材を採用。
汗による不快感を抑えながら快適に動けるため、初心者から経験者まで幅広く使えるトレーニングギアです。
こんな人におすすめ
- 手のひらのマメや食い込みが気になる人
- 汗で手が滑りやすいと感じている人
- 握りやすさと快適さを両立したい初心者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 4,800円前後 |
| 特徴ポイント | カーブ設計で握りやすい。通気性のよい素材で汗対策も万全 |
トレーニングギアを使うときの注意点
便利なトレーニングギアも、使い方を誤ると効果が薄れたり、かえって体を痛めたりすることがあります。
購入後に後悔しないよう、3つの注意点を押さえておきましょう。
ギアに頼りすぎない
ギアは弱点を補う道具であり、素の筋力を育てる土台ではありません。
最初からベルトを常用すると、腹圧を自分でかける感覚が身につきにくくなることもあります。
軽い重量のときは外す、高重量のときだけ使うといったメリハリをつけると、ギアと素の筋力の両方をバランスよく伸ばせるでしょう。
サイズ・締め方を間違えない
サポーターやベルトは、締めすぎても緩すぎても本来の効果が出ません。
リストラップやニースリーブは血流を妨げるほど強く締めず、種目の合間には適度にゆるめるのがコツです。
購入時は必ずサイズを採寸し、自分の体に合うものを選んでください。
お手入れと寿命の目安
トレーニングギアは汗を吸うため、定期的なお手入れが欠かせません。
布製のストラップやリストラップは手洗いし、しっかり乾かすと清潔さを保てます。
レザー製のベルトは水洗いを避け、乾いた布で拭く程度にとどめましょう。
ほつれや伸び、固定力の低下が目立ってきたら、買い替えのサインだと考えてください。
トレーニングギアのおすすめに関するよくある質問

最後に、トレーニングギアを選ぶうえで多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。
トレーニングギアを着用する順番に決まりはある?
厳密な決まりはありませんが、種目に合わせて使い分けるのが基本です。
スクワットならベルトとニースリーブ、ベンチプレスならリストラップ、背中の日はパワーグリップ、といった具合に、その日の弱点を補うギアを選びましょう。
トレーニングギアは洗濯できる?
布製のリストラップやリストストラップは、手洗いであれば対応できるものが多いです。
ただし製品によって扱いが異なるため、購入時に洗濯表示を確認してください。
レザー製のベルトは水洗いに向かないので注意が必要です。
初心者でもトレーニングギアは必要?
始めたばかりの段階では、まずフォーム習得を優先して構いません。
ただし手首や腰に不安を感じるなら、早めにリストラップやベルトを取り入れることでケガ予防につながります。
無理のない範囲で、自分に必要なトレーニングギアから揃えていきましょう。
まとめ|目的に合ったトレーニングギアで効率よく鍛えよう

今回は、トレーニングギアのおすすめを用途別に8つ紹介しました。
腰を支えるベルト、握力を補うパワーグリップやリストストラップ、関節を守るリストラップ・エルボースリーブ・ニースリーブ、そして手のひらを保護するグローブと、それぞれに役割があります。
大切なのは、流行や見た目で選ぶのではなく、自分の目的と弱点に合ったトレーニングギアを選ぶことです。
まずは1つ、自分のトレーニングを一番支えてくれそうなギアから取り入れてみてください。
適切なトレーニングギアは、ケガを防ぎながらパフォーマンスを底上げし、トレーニングをより楽しく、効率的なものに変えてくれるはずです。



