BASIピラティスの資格の口コミを読むと、学びの深さへの満足は高い一方で、課題の量と費用の大きさに苦労した声が目立ちます。未経験から受けられますが、マットとマシンの全課程を学ぶコンプリヘンシブは、12日間の講義に加えて500時間の実践が必要で、受講料は6,500ドルからです。
気をつけたいのは、日本のBASIの運営が2024年に変わっていることです。ネットの口コミや料金には以前の zen place の時代のものが混ざっていて、今の金額や学び方とは違います。この記事では、受講した人の声を時期を分けて整理し、今の公式の費用と試験、落ちたときの再受験料まで確かめました。申し込む前に確かめたい注意点も、口コミの苦労から5つにまとめています。
BASIピラティス資格の口コミの結論|学びは深いが、費用と課題の負担が大きい

受講した人の声をまとめると、良い評価は「講師が親切」「基礎からしっかり学べた」「指導の自信がついた」に集まります。悪い評価は「課題の時間が足りない」「指導練習の相手探しが大変」「追加の費用がかかる」が中心でした。
BASIが向くのは、時間とお金をかけてでも指導の土台を作りたい人です。反対に、短期間で手軽に資格を取りたい人や、月に数回の副業で受講料を取り戻したい人には、負担のほうが大きくなりやすい資格です。
| 向いている人 | 仕事としてピラティスを教えたい人、海外でも通じる資格がほしい人、1年ほどかけて学べる人 |
|---|---|
| 合いにくい人 | 数か月で手軽に取りたい人、週に練習時間を取れない人、総額を抑えたい人 |
| 受講料 | コンプリヘンシブ 6,500ドル〜(1ドル157円で約102万円) |
| 認定までの目安 | 平均8か月〜1年(公式)。実践500時間が別に必要 |
BASIピラティス資格の口コミを読む前に|運営が zen place から変わった
BASIの公式の沿革によると、日本の指導者養成は2006年に提携先の運営で始まり、2024年に代官山に本部とスタジオを開いて、BASI自身が直接運営する体制になりました。以前の提携先が zen place で、元インストラクターの記事でも、zen place はBASIとの契約を終えて自社の資格に移ったと書かれています。
今の zen place の資格コースの公式サイトには、BASIの表記がありません。「BASIの資格を zen place で取る」という情報は古いと考えてください。今の窓口はBASI Pilates Japanです(販売事業者は株式会社Acme of)。
| 以前(zen place の時代) | 料金は円。マットのコースは通学とオンラインを組み合わせた形があり、課題は自己実践100時間など |
|---|---|
| 今(BASI Pilates Japan) | 料金はドル建て。コンプリヘンシブ(前半ファンデーション+後半グラデュエイト)の形。通学で全12日間 |
このため、円で「35万円」のように書かれた料金は、今の料金ではないと見たほうが安全です。比較サイトの中には円建ての料金を載せたページもありますが、確かめた公式のページはどれもドル建てでした。
BASIピラティス資格の良い口コミ
当サイトはBASIの資格を受講した体験を持っていないため、口コミは作らず、受講した人が公開している体験談から集めました。受講の時期が今と違うものは、そのことも書いています。
| 個人ブログ(2024年取得・マット) | 経験ゼロの40代。講師の人間力とピラティスの質に満足。途中は弱気になったが、今は選んで良かった |
|---|---|
| 転職サイトの体験談(マット取得・マシン勉強中) | カリキュラムがしっかりしていて安心。地方から東京へ通って取得できた |
| 元インストラクターの記事(コンプリヘンシブ修了) | 条件つきで友人にもすすめる。国際的に活動したい人やフリーランスも考える人に |
| note(2026年・説明会の参加記) | 勧誘はなく、少人数で質問しやすかった。ただ費用は高めで、働きながらはハードそう |
講師が親切で、人として尊敬できる
もっとも多かったのは講師への満足です。地方から通った人は「親切で、愛のある指導」と書き、経験ゼロから取得した人も、「1年かけてゆっくり確実にやればいい」という講師の言葉が支えになったと振り返っていました。
基礎から学べて、解剖学も身につく
解剖学が苦手だった人が、カリキュラムを進めるうちに分かるようになったという声がありました。別の人は、何のためにどこを動かすのかが分かるようになったと書いています。教科書の各エクササイズに使う筋肉が書かれている点も、学びやすさとして挙がっていました。
課題が多いぶん、教える自信につながる
課題の多さは負担でもありますが、「信頼されるインストラクターになるために必要だった」と受け止める声が目立ちます。しっかり課題をこなして良かったという感想は、苦労を書いた人にも共通していました。
BASIピラティス資格の悪い口コミ・大変だった声
大変だった点は、どの時期の体験談でもよく似ています。今もコンプリヘンシブでは500時間の実践が必要なので、実践の負担は以前の声と同じように重いと見ておきましょう。
自己実践の時間がとにかく足りない
元インストラクターは、仕事の合間や休日をあてて練習し、休日に遊ぶ余裕はほとんどなかったと書いています。子育て中の人は、まとまった時間を取ることに苦労したそうです。公式の計算でも、1年で終えるには週およそ10時間かかります。
指導練習の相手を探すのが大変
もっとも高い壁に挙げる人が多かったのが指導練習です。相手は家族や友人に頼むか、同期で教え合うのが一般的でした。同じ人に続けて来てもらう必要があったという声もあります。今はコース生プランなら直営スタジオを指導練習の場に使えますが、相手は自分で見つける前提で考えておきましょう。
教科書が英語で、筆記と実技も重い
エクササイズの本が英語で苦労したという声が複数ありました。ただ、講義は日本語で、同じ単語が多いので慣れていくという人もいます。筆記は暗記だけでは解けないレベルだった、実技は当日までどのエクササイズか分からないので猛練習が要った、という声もありました。
受講料のほかにお金がかかる
2021年にオンラインで受けた人は、プライベートレッスンや復習会を強くすすめられ、受講者の間で不満が出たと書いています。ハイブリッド型の人もトータル50万円ほどかかったそうです。どちらも zen place の時代の話で、今の仕組みは次の章のとおりですが、受講料だけで総額を見ないことは今も同じです。
取っても、すぐに費用を取り戻せるとは限らない
Yahoo!知恵袋には、養成コースの費用を副業で取り戻せるかという相談があり、国家資格ではないので回収できない可能性が高いという回答がベストアンサーに選ばれていました。BASIに限った話ではありませんが、費用の大きい資格ほど考えておきたい点です。
BASIピラティス資格の費用|ドル建ての受講料と総額の目安
今の受講料はすべてドル建てで、支払い先はBASI米国本部のサイトです。早く申し込むとアーリーバードの割引が付き、まとめて申し込むコンプリヘンシブなら、前半と後半を別々に申し込むより200ドル抑えられます。
| コンプリヘンシブ(全12日間) | 早割 6,500ドル(約102万円)/通常 6,600ドル(約104万円) |
|---|---|
| ファンデーション(前半6日間) | 早割 3,700ドル(約58万円)/通常 3,900ドル(約61万円) |
| グラデュエイト(後半6日間) | 早割 3,000ドル(約47万円)/通常 3,200ドル(約50万円) |
受講料のほかにかかる費用
直営スタジオを練習の場に使うなら、養成コース生プランが月13,800円です。マットのグループレッスンが受け放題で、自己実践・見学・指導実習にスタジオを追加料金なしで使えます。登録しない場合は1回ごとに料金がかかります。
| 養成コース生プラン | 月13,800円 |
|---|---|
| プランなしの自己実践 | 1回 1,000円 |
| プランなしの指導練習 | 1回 3,000円 |
| プランなしのレッスン見学 | 1回 500円 |
| 筆記試験 | コース最終日から1年以内の初回は無料(過ぎると200ドル) |
| 不合格後の再受験 | 2回目以降 250ドル |
| 解剖学の参考書 | 2,000〜6,000円ほど(元インストラクターの実体験) |
コンプリヘンシブの総額の目安
コンプリヘンシブを早割で申し込み、コース生プランを8か月〜1年続けたとして計算しました。受講料1,020,500円にプラン代110,400円〜165,600円を足すと、総額は1,130,900円〜1,186,100円ほどです。通う交通費は別で、為替が動けば総額も動きます。
支払いはクレジットカードかPayPalだけで、JCBは使えません。分割にしたいときは、支払ったあとにカード会社の分割払いを使う形です。使えるかどうかは先にカード会社に確かめておきましょう。
ほかの団体の資格と費用を比べる
ピラティス資格の比較の記事で確かめた各団体の公式の金額と並べました。BASIは比べた団体の中で高いほうで、円安のときほど差が広がります。コースの範囲や時間は団体で違うので、金額だけでなく中身も見て決めましょう。
| BASI | 入口の前半 3,700ドル(約58万円)/全課程 6,500ドル(約102万円) |
|---|---|
| バランスドボディ | マット 370,000円/全課程 985,000円 |
| zen place ピラティス資格コース | マット 360,000円/全課程 950,100円 |
| PHI Pilates | マット 254,100円+テキスト代 |
| STOTT PILATES | マット 396,000円 |
| Polestar Pilates | マット 365,000円+習得度チェック |
BASIピラティス資格の試験|難易度と落ちたときの再受験料
認定を受けるには、全12モジュールの修了と500時間の実践に加えて、中間と最終の筆記試験、実技試験、ティーチング審査に合格する必要があります。ティーチング審査では、実際のクライアントを迎えて1セッションを担当します。
| 講義 | 全12モジュール・72時間 |
|---|---|
| 自己実践 | 200時間 |
| レッスン見学 | 100時間 |
| 指導実習 | 200時間 |
| 試験 | 筆記(中間・最終)・実技・ティーチング審査 |
| 実技の出題 | 学んだ範囲から当日に指定 |
受験した人の感想
2024年にマットで受けた人は、筆記の合格ラインは70点で、実技は88のエクササイズからランダムに4つずつ出たと書いています。また、完璧な動きより、理解しているかを見られるという点は、別の時期の受験者も同じことを書いていました。グループへの指導の試験が一番の難関で、一時期は気持ちが沈んだという人もいます。
落ちたらどうなるのか
不合格でも再受験ができます。2回目以降の受験料は1回250ドル(約4万円)です。合格率は公式に書かれておらず、今回読んだ体験談の中に、実際に落ちた人の話も見つかりませんでした。「落ちた」と調べる人は、回数や費用より、受験までの準備の量を確かめておくのが現実的です。
BASIピラティス資格で後悔しないための注意点
口コミの苦労の多くは、申し込む前に確かめておくと軽くできます。とくに次の5つを説明会で聞いておきましょう。
マットだけの資格が取れるかを確かめる
公式はファンデーションを「マット資格の取得が可能」と案内する一方で、コースの表の資格試験の欄は「─」になっています。マットだけで資格を持ちたい人は、試験の受け方を説明会で確かめてください。2026年に説明会へ参加した人の記事では、ファンデーションの課題は自己実践100時間・見学20時間・指導30時間でした。
週に何時間取れるかを先に計算する
500時間を1年で積むなら週およそ10時間、1年半なら週7時間です(公式の計算)。今の生活から週に何時間空けられるかを先に出しておくと、無理のない日程を選べます。平均は8か月〜1年ですが、2年ほどかける人もいます。
全日程に出られる日程を選ぶ
講義は全日程の出席が原則で、遅刻や早退も原則認められません。振替はやむを得ないときだけ最大2回までです。週末開催の日程もあるので、仕事と重ならない回を選びましょう。
キャンセルの期限を知っておく
コース開始の4週間前までなら、支払い額の5%と送金手数料を引いた額が返金されます。4週間前を過ぎると返金されません。日程の変更は開始の1か月前までに事務局へ相談する決まりです。
BASIの資格を持つ人のレッスンを受けておく
自己実践としてレッスンを数えられるのは、BASI認定インストラクターのレッスンだけです。通える範囲にBASIの先生がいるかも見ておきましょう。地方から受けた人は、近くにいなかったのでオンラインのレッスンで課題を進めたと書いています。
条件で選ぶならBASIかバランスドボディ|ピラティス資格の申し込み先
費用や為替が気になった人は、同じ国際資格で日本円の受講料を出しているバランスドボディも比べてみてください。受講料を円で確定させたい人や、オンラインも使いたい人はバランスドボディ、指導の土台に時間をかけたい人はBASIが合います。どちらも説明会は無料です。
BASI Pilates(バシ ピラティス)|500時間の実践で指導力を身につける国際資格
♥こんな人におすすめ
- 費用と時間をかけても、指導の土台をしっかり作りたい人
- 海外でも通じる資格を持ちたい人
- 代官山・銀座・梅田や札幌・名古屋・岡崎・神戸に通える人
| コンプリヘンシブ | 6,500ドル〜(早割)/通常6,600ドル・全12日間 |
|---|---|
| ファンデーション(前半) | 3,700ドル〜(早割)/通常3,900ドル・6日間 |
| グラデュエイト(後半) | 3,000ドル〜(早割)/通常3,200ドル・6日間 |
| 認定に必要な実践 | 500時間(自己実践200・見学100・指導実習200) |
| 学び方 | 通学(1クラス最大25名・1日9:00〜16:00) |
| 会場 | 直営=代官山・銀座・大阪(梅田)/提携=札幌・神戸・名古屋・岡崎 |
| 受講の条件 | 未経験可(グラデュエイトはファンデーション修了後) |
| 支払い | BASI米国本部のサイトでドル建て(クレジットカード・PayPal。JCB不可) |
| 資格の更新 | なし |
| 説明会 | 無料(オンライン) |
✓良いところ
- カリキュラムと評価基準が世界共通で、資格は本部から発行される
- 資格の更新制度がない
- 直営スタジオを実践の場に使える(コース生プラン月13,800円)
!気になるところ
- 受講料がドル建てで、為替によって円の総額が変わる
- 500時間の実践と、指導の練習相手の確保が要る
- 全日程出席が原則で、振替は最大2回まで
1989年に設立された、ピラティス指導者の教育機関です。日本では代官山に本部を置き、講義のあとに自己実践・見学・指導実習を500時間積むのが最大の特徴です。
未経験から受けられ、受講生の6〜7割は会社員や主婦など運動以外の分野から始めていると公式は案内しています。ただし申し込みと支払いはBASI米国本部のサイトで、英語の画面に切り替わります。
費用も時間もかかるぶん、オンラインの無料説明会で日程と総額を聞いてから決めるのがおすすめです。
balanced body®(バランスドボディ)|日本円で受講でき、オンラインも選べる国際資格
♥こんな人におすすめ
- 受講料を日本円で確かめて、段階を踏んで進めたい人
- 地方に住んでいて、オンラインも使って学びたい人
- マシンのスタジオで指導したい人
| マット資格の総額 | 370,000円(セット350,000円+認定試験20,000円) |
|---|---|
| 主なコース | マット/マット&リフォーマー(795,000円)/コンプリヘンシブ(985,000円) |
| 学び方 | 通学・オンライン(Zoom)・サテライト配信 |
| 時間の目安 | マットは講座64時間。受験には受講・見学・指導練習の計70時間 |
| 会場 | 東京・横浜・埼玉・栃木・名古屋・静岡・大阪・兵庫・広島・福岡 |
| 受講の条件 | 未経験可 |
| 資格の更新 | 2年で16時間のワークショップ |
| 説明会 | 無料(オンライン・スタジオ) |
✓良いところ
- マットからコンプリヘンシブまで段階を選べる
- オンラインでも受講できる
- 受講期限と受験期限が無い
!気になるところ
- マット資格だけで37万円かかる
- 実技試験にテストモデルの同伴が要る
- 受験までに受講・見学・指導練習の時間を積む必要がある
ピラティスマシンの世界的なメーカーである balanced body の資格を、日本で受けられる養成スクールです。受講料は日本円の税込で案内されていて、為替で総額が動かない点がBASIとの大きな違いで、運営は zen place が担っています。
マットからリフォーマー、コンプリヘンシブへと段階を選べるので、まずマットだけ取ってから先を決める進め方も可能です。受講期限と受験期限は無く、講義は通学のほかオンラインやサテライト配信でも受けられます。
資格の更新があり、2年で16時間のワークショップを受ける決まりです。無料の説明会で、自分の組み方の総額を確かめてから申し込むと迷いません。
ほかの団体や通信講座まで広げて選びたい人は、ピラティス資格の比較の記事で費用・期間・学び方を並べています。
BASIピラティス資格のよくある質問

BASIと zen place は今も関係がありますか?
公式の沿革では、2024年から日本の運営はBASI自身が担っています。zen place の資格コースは別のもので、今BASIの資格を目指すならBASI Pilates Japanに申し込みます。
未経験でもBASIの資格は取れますか?
取れます。コンプリヘンシブとファンデーションは未経験から受けられ、公式によると最も多いのはピラティス未経験から始める人です。ただし体力面は大変で、講義の次の日は筋肉痛だったという声もあります。
働きながらBASIの資格は取れますか?
可能です。週末開催の日程があり、前半と後半の間を空ける受け方もあります。負担になるのは講義より500時間の実践なので、週の練習時間を確保できるかで考えましょう。
BASIの資格に更新はありますか?
公式のよくある質問では、更新制度はないとされています。資格を取ったあとは、ワークショップやレガシープログラムで学び続ける形です。
受講料は分割できますか?
BASI側の分割はなく、カード会社の分割払いを使う形です。カード会社によって使えるかが違うので、申し込む前に確かめておきましょう。
資格を取ったあとで学び直せますか?
資格を取った人は、1モジュール250ドルで再受講が可能です。取得後の上位課程としてレガシープログラムも日本で開かれています。
海外でも通用しますか?
カリキュラムと評価基準は世界共通で、認定資格の発行元はBASI本部です。PMAの認定試験(NCPT)の受験資格も得られると公式は案内しています。
まとめ|BASIピラティス資格の口コミは、学びの深さと負担の大きさが両方本当

BASIの資格の口コミは、講師と学びの深さへの満足が中心で、課題の多さと費用の負担が主な不満でした。今は運営が変わり、料金はドル建て、実践は500時間なので、古い口コミの金額や時間で判断しないようにしましょう。
申し込む前に、無料の説明会で日程と総額を確かめておくと安心です。ほかの資格と比べたい人はピラティス資格の比較を、まず自分がレッスンを受けて確かめたい人はピラティスのおすすめスタジオも見てみてください。




