「ベンチプレスで手首が痛い…」「リストラップって種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」そんな悩みを抱えていませんか?
リストラップは手首を保護し、怪我の防止・挙上重量のアップ・フォームの安定といった効果が期待できる筋トレの必須アイテムです。初心者はもちろん、ベンチプレスで高重量に挑戦する中〜上級者にとっても欠かせないギアと言えるでしょう。
しかし、硬さや長さ、素材の違いなど選ぶポイントが多く、初めて購入する方ほど迷ってしまいがち。FERRY・ALLOUT・Schiek・ゴールドジム・SBDなど有名ブランドだけでも数多くの商品がラインナップされており、「結局どれがいいの?」と困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、980円のコスパモデルから競技者向けの本格派まで、おすすめのリストラップ7選を厳選して紹介します。失敗しない選び方はもちろん、何キロから使うべきか、正しい巻き方、洗濯方法まで徹底解説。この記事を読めば、あなたにぴったりの1本がきっと見つかるはずです。
リストラップとは?効果と必要な理由

リストラップとは、ウエイトトレーニング時に手首に巻いて使用するサポートギアです。ベンチプレスやダンベルプレスなど、手首に大きな負荷がかかる種目で活躍します。手首の関節は身体の中でも細く、筋力がつきにくい部位のため、高重量を扱うほど怪我のリスクが高まります。リストラップを正しく装着すれば、手首を外側からしっかり固定し、安全にトレーニングを続けることが可能です。
リストラップで得られる3つの効果(怪我防止・重量UP・フォーム安定)
リストラップを使うメリットは大きく3つあります。
1つ目は怪我の防止です。手首が過度に反り返るのを防ぎ、関節への負担を軽減してくれます。特にベンチプレスで手首を痛めた経験がある方にとって、リストラップは心強い味方になるでしょう。
2つ目は挙上重量のアップです。手首が安定することで体幹の力をバーベルにしっかり伝えられるようになり、結果として扱える重量が増えるケースは少なくありません。
3つ目はフォームの安定です。高重量を持ち上げる際に手首がブレると、肩や肘にも悪影響が出ます。リストラップで手首を固定することで、軌道が安定し、狙った部位にしっかり効かせられるようになるでしょう。
リストラップとリストストラップ・パワーグリップの違い
名前が似ているため混同されやすいですが、リストラップ・リストストラップ・パワーグリップはそれぞれ役割がまったく異なるアイテムです。
| アイテム名 | 主な役割 | 対象種目 |
|---|---|---|
| リストラップ | 手首の固定・保護 | ベンチプレス、ショルダープレスなどプレス系 |
| リストストラップ | 握力の補助 | デッドリフト、ローイングなどプル系 |
| パワーグリップ | 握力補助+手のひら保護 | ラットプルダウン、懸垂などプル系 |
リストラップは「押す種目」で手首を守るもの、リストストラップとパワーグリップは「引く種目」で握力をサポートするものです。購入時に間違えないよう注意しましょう。
リストラップは何キロから使うべき?使い始めのタイミング
結論から言うと、「何キロから」という明確な基準はありません。自分が「重い」と感じたタイミングが使い始めの目安です。
よくある誤解として「上級者になってから使うもの」というイメージがありますが、実際はむしろ逆。初心者ほどフォームが安定しにくいため、早い段階からリストラップを活用するメリットは大きいと言えます。
目安としては、ベンチプレスで自体重の60〜70%程度の重量を扱い始めたら導入を検討してみてください。体重70kgの方なら、40〜50kg程度のベンチプレスが1つの目安になります。ただし、手首に違和感や痛みがある場合はそれよりも軽い重量でも積極的に使うべきでしょう。
失敗しないリストラップの選び方
リストラップを選ぶ際にチェックすべきポイントは主に4つ。それぞれの特徴を理解して、自分のトレーニングレベルや目的に合った1本を選びましょう。
硬さで選ぶ|柔らかめ・普通・硬めの特徴を比較
リストラップ選びで最も重要なのが生地の硬さです。硬さによってサポート力と使い心地が大きく変わります。
| 硬さ | メリット | デメリット | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| 柔らかめ | 手首を動かしやすい、初心者でも扱いやすい | 高重量での固定力は弱い | 初心者、軽〜中重量メイン |
| 普通 | 適度な固定力と柔軟性のバランス | 中途半端に感じる場合も | 幅広い種目で使いたい方 |
| 硬め | 圧倒的な固定力、フォームが安定 | 手首に食い込む感覚がある、慣れが必要 | 中〜上級者、高重量志向 |
迷った場合は「普通〜やや硬め」を選ぶのが無難です。柔らかすぎると手首保護の目的を十分に果たせないことがあります。
長さで選ぶ|50〜60cmが標準サイズ
リストラップの長さは30cm〜90cm程度まで幅がありますが、最初の1本は50〜60cmを選べば間違いありません。この長さなら手首を2周ほど巻けるため、十分なホールド力が得られます。
短いタイプ(30〜45cm)は着脱がスムーズな反面、固定力では長いタイプに劣ります。逆に長いタイプ(70cm以上)はホールド力に優れますが、巻くのに時間がかかるため、セット間のテンポが崩れやすい点に注意が必要です。
素材で選ぶ|コットン・ナイロン・ポリエステルの違い
素材によって肌触りや耐久性が異なります。コットン素材は肌に優しく吸水性に優れていますが、洗濯を重ねると伸びやすい傾向があります。ナイロンやポリエステル素材は耐久性が高く、型崩れしにくいのが特徴です。
また、最近ではVOLIXのように内側にソフト素材・外側にハード素材を組み合わせた2層構造のリストラップも登場しています。素材選びでは「手首への当たりの良さ」と「固定力」のバランスを意識しましょう。
マジックテープの品質もチェックしよう
意外と見落としがちなのがマジックテープ(面ファスナー)の品質です。粘着力が弱いと高重量のトレーニング中にズレてしまい、固定力が落ちてしまいます。幅広タイプのマジックテープを採用しているリストラップは安定感が高く、長期間使用しても剥がれにくい傾向にあります。口コミで「マジックテープがすぐ弱くなる」という声がある商品は避けた方が無難でしょう。
リストラップおすすめ7選|目的別に厳選
ここからは、人気と実力を兼ね備えたおすすめのリストラップを7つ厳選して紹介します。コスパ重視の初心者向けから競技者向けの本格派まで、自分の目的やレベルに合った1本を見つけてください。
FERRY|まず試したい初心者に最適なコスパモデル
FERRYのリストラップは1,000円以下で購入できる圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。耐久性の高いフレキシブル素材を採用しており、適度な弾力で手首をしっかり固定してくれます。厚みのある生地で長期間使ってもヘタりにくく、Amazonレビューでも高評価を獲得。「リストラップを試してみたい」という方の最初の1本に最適な入門モデルです。
| FERRY リストラップ 60cm(2枚組) | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 900円前後 |
| 硬さ | 普通 |
| 長さ | 60cm |
| 特徴 | 圧倒的コスパ / 高弾力素材 / 幅広マジックテープ / カラー豊富 |
ALLOUT|FWJ公認で汎用性の高い万能タイプ
フィジーク選手の横川尚隆氏が愛用していることでも知られるALLOUTのリストラップ。FWJ(Fitness World Japan)公認モデルとしての信頼性も備えています。程よい硬さの生地が手首にフィットし、プレス系からフライ系まで幅広い種目で活躍。46cmと61cmの2サイズ展開で、手首の太さや好みに合わせて選べる点も嬉しいポイントです。
| ALLOUT リストラップ(18インチ / 24インチ) | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 2,300円前後 |
| 硬さ | 普通 |
| 長さ | 46cm / 61cm |
| 特徴 | FWJ公認 / 横川尚隆選手愛用 / 2サイズ展開 / Amazonベストセラー |
TOPPERGEAR プロ|低価格なのに固定力が抜群
TOPPERGEARのリストラップは「安くて硬い」を実現した注目モデルです。2,500円以下という手頃な価格ながら、ハードタイプの固定力はSBDに次ぐレベルと評されるほど。65cmとやや長めの設計で巻き数を増やせるため、高重量のベンチプレスでも安心感があります。カラーバリエーションが豊富な点も人気の理由の1つです。
| TOPPERGEAR リストラップ プロ(ハードタイプ) | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 2,200円前後 |
| 硬さ | 硬い |
| 長さ | 65cm |
| 特徴 | コスパ最強クラス / SBDに次ぐ固定力 / 長めの65cm / カラー豊富 |
VOLIX|痛くないのにガッチリ固定の新発想リストラップ
VOLIXは「リストラップは痛いのが当たり前」という常識を覆す新発想の商品です。特許出願中の2層構造を採用しており、内側はソフト素材で肌当たりが優しく、外側はハード素材でしっかり固定するという独自の設計が最大の魅力。人気筋トレYouTuber「レモンチャンネル」の推奨もあり、SNSを中心に急速に支持を拡大中です。手首が細い方や皮膚が敏感な方にも適しています。
| VOLIX リストラップ | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 3,000円前後 |
| 硬さ | 内側ソフト・外側ハード(2層構造) |
| 長さ | 60cm |
| 特徴 | 特許出願中の2層構造 / 痛くない / SNSで話題 / 初心者〜中上級者対応 |
Schiek(シーク)|世界的老舗ブランドの実力派
Schiekは筋トレギアの世界的老舗ブランドで、多くのボディビルダーやフィジーク選手に愛用されています。特筆すべきは色によって硬さが異なる独自仕様。レッドは標準的な硬さで幅広い種目に対応し、ブルーはより硬い素材で高重量のプレス系に特化しています。耐久性の高いゴムとコットンの混紡素材を使用しており、長期間使っても型崩れしにくい点も高く評価されています。
| Schiek リストラップ 24インチ(約60cm) | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 4,400円前後 |
| 硬さ | やや硬い(レッド) / 硬い(ブルー) |
| 長さ | 約30cm / 約60cm |
| 特徴 | 老舗ブランド / 色で硬さが異なる / 高耐久 / 12・24インチの2サイズ |
ゴールドジム G3511|信頼と安心の王道モデル
世界最大級のフィットネスブランド・ゴールドジムが手がけるリストラップです。50年以上の実績に裏打ちされた品質は折り紙付き。伸縮性に優れたコットン素材と親指ループ付きの設計で、初心者でも巻きやすい仕上がりになっています。硬すぎず柔らかすぎない絶妙なバランスで、幅広いトレーニングメニューに対応できる万能型。ブランドの知名度と信頼感で選びたい方におすすめのリストラップです。
| ゴールドジム ループ付きリストラップ G3511 | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 価格 | 3,500円前後 |
| 硬さ | 普通〜やや硬い |
| 長さ | 50cm |
| 特徴 | 世界的ブランド / コットン素材 / ループ付き / 初心者〜上級者対応 |
SBD スティッフ|競技者が認める最強クラスの固定力
SBDはパワーリフティング競技用品のトップブランドで、IPF(国際パワーリフティング連盟)公認のリストラップです。「スティッフ」タイプは国内で手に入るリストラップの中でも最高クラスの硬さを誇り、巻くとまるでギプスのような安心感が得られます。ベンチプレス100kg以上を目指す中〜上級者や、パワーリフティング大会への出場を考えている方にとってベストな選択肢と言えるでしょう。価格は高めですが、品質と固定力は別格です。
| SBD リストラップ スティッフ Mサイズ | |
|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 価格 | 15,000円前後 |
| 硬さ | 非常に硬い |
| 長さ | 40cm / 60cm / 100cm |
| 特徴 | IPF公認 / 国内最高クラスの固定力 / パワーリフター御用達 / 3サイズ展開 |
リストラップの正しい巻き方|内巻きと外巻きの違いも解説
リストラップは正しく巻かなければ、その効果を十分に発揮できません。ここでは基本的な巻き方の手順を紹介します。
<基本の巻き方>
1. 親指ループに親指を通す
2. 手首関節をまたぐ位置にリストラップをあてる
3. 引っ張りながらしっかりと巻きつける
4. マジックテープで固定する
5. 親指ループを外す
重要なポイントは「手首関節をまたぐように巻く」ことです。手首より下だけに巻いてしまうと、関節が固定されずまったく意味がありません。手首のラインから2cm程度上にかぶせるように巻くのが理想的です。
<内巻きと外巻きの違い>
巻き方には「内巻き」と「外巻き」の2種類があります。内巻きは手のひら側から小指方向へ巻く方法で、手首を立てたグリップに最適です。一方、外巻きは手の甲側へ巻く方法で、手首をやや寝かせたフォームに向いています。
どちらが正解というわけではなく、自分のフォームやグリップの癖に合わせて選ぶのがベスト。迷ったら、マジックテープの向きが合わせやすい内巻きから試してみるのがおすすめです。
リストラップの洗濯・メンテナンス方法と買い替え時期の目安
リストラップは直接肌に触れるギアなので、衛生面のケアも大切です。正しいメンテナンスで長持ちさせましょう。
<洗濯方法>
基本的には手洗いがベストです。30度程度のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、やさしく押し洗いしてください。洗濯機を使用する場合はネットに入れ、「手洗いコース」や「ドライコース」を選択しましょう。乾燥機の使用はゴムや生地が劣化する原因になるため避けてください。風通しの良い場所で陰干しするのが理想的です。
<買い替え時期の目安>
使用頻度にもよりますが、週3〜4回のトレーニングで使用した場合、1〜2年を目安に買い替えを検討しましょう。以下のサインが出たら交換のタイミングです。
・マジックテープの粘着力が落ちてきた
・生地の弾力がなくなり、ホールド感が弱まった
・親指ループの縫製がほつれてきた
・巻いても手首が安定しなくなった
安全なトレーニングのためにも、劣化を感じたら早めに新しいリストラップへ交換しましょう。
リストラップが活躍するおすすめの筋トレ種目
リストラップはすべての種目に必要なわけではありません。ここでは、リストラップの効果を特に発揮できる種目を部位別に紹介します。
大胸筋の種目(ベンチプレス・ダンベルプレスなど)
リストラップが最も活躍するのが大胸筋のプレス系種目です。ベンチプレス、インクラインベンチプレス、ダンベルプレス、ダンベルフライなどは手首に大きな負荷がかかるため、リストラップの恩恵を強く感じられます。特にベンチプレスでは手首が寝てしまうと怪我のリスクが急上昇するため、高重量に挑戦する際は必ず装着することをおすすめします。
肩の種目(ショルダープレス・アーノルドプレスなど)
ショルダープレスやアーノルドプレスなど、頭上にウエイトを持ち上げる種目でもリストラップは効果的です。頭上に重量物を支える際、手首がわずかにブレるだけでフォームが崩れ、肩関節にも悪影響を及ぼします。リストラップで手首を固定することで安定した軌道を維持でき、三角筋にしっかり効かせられるようになります。
腕の種目(フレンチプレス・ナローベンチプレスなど)
上腕三頭筋を鍛えるフレンチプレスやトライセプスエクステンション、ナローベンチプレスでもリストラップは有効です。これらの種目は肘と手首の両方に負荷がかかるため、手首をしっかり固定することで上腕三頭筋に集中してトレーニングできるようになります。
リストラップおすすめに関するよくある質問

Q. リストラップは両手に巻くべきですか?
はい、必ず両手に巻きましょう。片手だけに巻くと左右のバランスが崩れ、フォームが乱れる原因になります。市販のリストラップはほとんどが2枚1組(左右セット)で販売されています。
Q. リストラップをつけたまま全種目トレーニングしてもいいですか?
プレス系種目以外では外すことをおすすめします。デッドリフトやローイングなどプル系の種目では、手首の自由度が必要になるためリストラップは不要です。また、セット間のインターバル中も一度緩めるか外しておくと、血流が妨げられるのを防げます。
Q. 初心者は柔らかいリストラップから始めるべきですか?
必ずしもそうとは限りません。柔らかすぎるリストラップだと十分な固定力が得られないことがあります。初心者でも「普通」程度の硬さのリストラップを選ぶのがおすすめです。VOLIXのような内側がソフトで外側がハードなタイプなら、付け心地の良さと固定力を両立できます。
Q. リストラップとトレーニンググローブは併用できますか?
併用は可能です。ただし、リストラップ付きのトレーニンググローブも販売されているため、両方の機能が必要な場合は一体型を選ぶのも1つの方法です。グローブの上からリストラップを巻く場合は、やや長めのリストラップを選ぶと巻きやすくなります。
まとめ|自分に合ったリストラップで安全にトレーニングしよう

今回は、おすすめのリストラップ7選と失敗しない選び方を紹介しました。最後に、目的別のおすすめを改めて整理します。
| こんな方に | おすすめリストラップ | 価格帯 |
|---|---|---|
| まず試してみたい初心者 | FERRY | 1,000円前後 |
| コスパと固定力を両立したい | TOPPERGEAR プロ | 2,000円前後 |
| 痛くないリストラップが欲しい | VOLIX | 3,000円前後 |
| 有名ブランドで安心したい | ゴールドジム G3511 / Schiek | 2,900〜3,100円前後 |
| 競技レベルの固定力が欲しい | SBD スティッフ | 5,500円前後 |
リストラップは手首を守るだけでなく、トレーニングの質そのものを引き上げてくれるギアです。自分のレベルや目的に合った1本を選んで、安全かつ効率的に筋トレを楽しみましょう。


