「夏のランニングで腕だけ真っ黒に焼けた」「冬のレースはスタート前が寒いのに、長袖だと途中で暑くなる」。そんな悩みを1枚で解決してくれるのが、ランニング用のアームカバーです。半袖のまま腕だけを覆えるので、紫外線対策と体温調節を同時にこなせます。
ただし、アームカバーには冷感・着圧・防寒など多くの種類があります。選び方を誤ると「走っているうちにズレ落ちる」「かえって暑い」と後悔しがちです。
この記事では、ランニング用アームカバーのおすすめ10選を、夏向け・通年向け・着圧・冬向けのタイプ別に紹介します。季節・着圧の有無・上腕サイズの3点を押さえれば、選び方で失敗することはほぼありません。ランニングウォッチと併用するときのコツやお手入れ方法も解説しているので、自分の走り方に合う1枚を見つけてください。
ランニングにアームカバーは必要?着けるメリットと注意点

アームカバーは必須の装備ではありません。それでも、日差しの強い季節や気温差の大きいレースでは、あるとないとで快適さが大きく変わります。まずはランニングでアームカバーを着けるメリットと、知っておきたい注意点を整理しましょう。
紫外線を物理的に遮り、日焼け止めの塗り直しを減らせる
ランニング中は汗で日焼け止めが流れやすく、1時間を超えるロング走では塗り直しが欠かせません。アームカバーは生地そのものが紫外線を遮るため、汗をかいても遮蔽効果が落ちにくいのが強みです。
日焼け対策を目的に選ぶなら、UPF50+や紫外線カット率95%以上など、数値が明記されたモデルが安心でしょう。腕だけ焼けて半袖の跡がくっきり残る「ランナー焼け」も防ぎやすくなります。
半袖のまま腕だけ体温調節でき、暑くなれば外せる
冬のレースでは、スタート前の待機時間は寒いのに、走り始めて20〜30分もすると体が温まって暑くなるものです。長袖シャツでは走りながら脱ぐのは難しいものの、アームカバーなら手首まで下げたり、外してポケットにしまったりできます。
ウェアを着替えずに腕の露出だけを調整できる点は、長袖にない大きな利点です。春や秋の朝ランのように、走っている間に気温が上がる場面でも重宝します。
着圧タイプは腕振りのブレを抑えやすい
コンプレッション(着圧)タイプのアームカバーは、腕に適度な圧をかけて筋肉の余計な揺れを抑える設計です。フルマラソン後半のように腕振りが乱れやすい場面で、腕の安定感を得やすくなります。
密着して走行中にズレにくい点も、着圧タイプならではのメリットです。ただし、着けるだけで記録が伸びたり、疲労が消えたりするわけではない点は理解しておきましょう。
注意点|夏は素材を誤ると暑く、着圧は好みが分かれる
夏用に選ぶなら、接触冷感や吸汗速乾の機能がある薄手の生地が前提です。保温寄りの厚い生地や機能表記のない生地を真夏に着けると、熱がこもってしまいます。
着圧タイプは締め付けの感じ方に個人差があり、汗を含むと脱ぎにくくなるのも難点です。アームカバーは「目的に合ったタイプ」を選んでこそ効果を発揮すると覚えておいてください。
失敗しないランニング用アームカバーの選び方
アームカバーは見た目が似ていても、素材・着圧・サイズ・付属機能で使い心地がまったく違います。ここでは購入前に確認したい7つのポイントを順に解説します。
季節で選ぶ|夏は冷感・UV、冬は保温・汗冷え対策
最初に決めたいのは、アームカバーをいつ使うかです。同じランニング用でも、夏と冬では求められる機能が正反対になります。
| 使う時期 | 重視したい機能 | 向くタイプ |
|---|---|---|
| 夏 | 接触冷感・吸汗速乾・UVカット・薄さ | 冷感タイプ |
| 春・秋 | 着脱しやすさ・ズレにくさ・適度な薄さ | バランスタイプ |
| 冬 | 保温性・汗冷えしにくさ・吸放湿性 | ウォームタイプ |
| レース | ズレにくさ・腕の安定感 (途中で外すなら着脱のしやすさ) | 着圧タイプ |
1年を通して1枚で済ませたいなら、薄手で着脱しやすいバランスタイプが無難です。夏と冬の両方でよく走る人は、季節ごとに1枚ずつ用意すると満足度が上がります。
UVカットはUPF50+か紫外線カット率95%以上を目安にする
日焼け対策が目的なら、UVカット性能の数値を必ず確認しましょう。UPFは衣類の紫外線保護指数で、最高ランクはUPF50+です。紫外線カット率は、生地がどれだけ紫外線を遮るかを割合で示した数値を指します。
夏の日中に長く走る人は、UPF50+、または紫外線カット率95%以上を基準にすると安心です。「UVカット」とだけ書かれ、数値が載っていない商品は遮蔽率が低い場合もあるため、日焼け対策の主力にはしないほうがよいでしょう。
着圧の有無は「サポート重視か、着脱しやすさ重視か」で決める
着圧タイプは腕に密着してズレにくく、腕振りの安定感を得やすいのが特徴です。一方で締め付けの好みが分かれ、汗で濡れると脱ぎにくくなります。
レース中ずっと着け続けるなら着圧タイプ、暑くなったら外したい人や締め付けが苦手な人は非着圧タイプが向いています。どちらか迷ったら、上腕側に滑り止めが付いた非着圧タイプから試すのがおすすめです。
サイズは上腕のいちばん太い部分を測って選ぶ
アームカバーのズレ落ちの原因は、ほとんどがサイズの合わなさにあります。身長や普段の服のサイズではなく、腕の力を抜いた状態で、上腕のいちばん太い部分の周囲を測ってください。
2サイズの境目にあたる場合は、サイズ範囲の中心に近いほうを選ぶと失敗しにくくなります。左右で太さが違う人は、太いほうの腕を基準にしましょう。フリーサイズの商品は腕が細い人だとズレやすいので、サイズ展開の多いモデルを選ぶのも一つの方法です。
ランニングウォッチを使うならウォッチスリットの有無を確認する
見落としがちなのが、ランニングウォッチとの相性です。ウォッチをアームカバーの下に着けると画面が見えず、上から着けると光学式心拍センサーが肌に触れないため、心拍数を正しく測れません。
そこで便利なのが、袖口に切れ目を入れて画面だけを外に出せる「ウォッチスリット」付きのモデルです。スリットがない場合でも、サムホールを時計の窓として使ったり、切ってもほつれない生地にスリットを自作したりする方法があります。ペースや心拍を見ながら走る人は、購入前に必ずチェックしましょう。
手の甲まで覆いたいならサムホール付き・ロング丈を選ぶ
一般的なアームカバーは手首までしか覆わないため、ロング走では手の甲だけ日焼けすることがあります。手の甲まで守りたいなら、親指を通す穴(サムホール)付きのモデルや、手の甲まで届くロング丈のモデルを選んでください。
サムホールに親指を通すと袖が固定されるので、ズレ落ち防止にも役立ちます。ただし、手のひら側に生地がかかると汗がこもりやすいため、暑さが気になる人は手首までのタイプと使い分けると快適です。
夜ランが多いなら反射材付きを選ぶ
仕事終わりの夜ランや冬の早朝ランが多い人は、反射材(リフレクター)付きのアームカバーを選ぶと安心です。腕は走行中に大きく動くため、反射材があると車のライトを受けて光り、ドライバーから気づかれやすくなります。
反射材はロゴやワンポイントとして付いていることが多いので、商品説明で「再帰反射」「リフレクター」の記載を確認しましょう。
ランニング用アームカバーのおすすめ10選|タイプ別に厳選
ここからは、ランニングにおすすめのアームカバーを4つのタイプに分けて紹介します。まずは自分が使う季節と目的に合うタイプから見ていくと、候補を絞りやすくなります。
夏の日焼け・暑さ対策に強い冷感タイプ
夏のランニングで使うなら、接触冷感や吸汗速乾の機能を備えた薄手のアームカバーが最適です。日差しを遮りつつ、汗で腕をひんやり保ってくれます。
ザムスト アームスリーブ ロング COOL EDITION
サポーターで知られるザムストが展開する、夏向けの冷感アームスリーブです。水分に反応して涼しさを生む加工が施されており、汗をかくほど生地がひんやり感じられます。通常モデルより丈が長く、手の甲まで覆えるので、ロング走で手の甲だけ焼ける心配を減らせます。手首から上腕にかけて圧を段階的に弱める段階着圧設計で、腕振りをしても下がりにくい点も魅力。手の甲まで覆う分、ウォッチを着ける位置は事前に試しておきましょう。
こんな人におすすめ
- 夏のロング走で手の甲まで日焼けを防ぎたい人
- 冷感と着圧のサポート感を両方ほしい人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 3,000円前後 |
| タイプ | 冷感・段階着圧 |
| UV対策 | UVカット率99% |
| サイズ | SS・S・M・L(上腕19〜32cm) |
| 特徴ポイント | 手の甲まで覆うロング丈 水分に反応する持続冷感 両腕入り |
C3fit クーリングアームカバー GC65106
ゴールドウインのC3fitが手がける、涼しさを重視した夏向けモデルです。熱伝導性の高いナイロンをフラットな編み組織に仕上げることで、触れた瞬間だけでなく走っている間も涼感が続くよう設計されています。抗菌防臭加工があり、汗のニオイが気になる人にも安心です。上口の裏にグリップ素材を使っているので、腕を振ってもズレにくいのもポイント。カラーによってUVカット性能が異なるため、日焼け対策を重視するなら濃い色を選ぶとよいでしょう。
こんな人におすすめ
- 真夏の日中でも少しでも涼しく走りたい人
- 汗のニオイやベタつきが気になる人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 3,400円前後 |
| タイプ | 冷感(持続涼感) |
| UV対策 | UPF30〜50+ 紫外線カット率90%以上 |
| サイズ | 1・2・3(上腕20〜31cm) |
| 特徴ポイント | 持続涼感のフラット編み 抗菌防臭 左右2本入り |
おたふく手袋 BT冷感パワーストレッチアームカバー JW-618
作業用品メーカーのおたふく手袋が販売する、コスパに優れた冷感アームカバーです。接触冷感と吸汗速乾を両立した「クロスクール」素材を使っており、繊維の形で冷感を生むため、洗濯を繰り返しても冷たさが落ちにくいのが特長です。縦横によく伸びる生地が適度に締め付け、消臭機能のある縫い糸も採用しています。手ごろなので洗い替えを複数そろえやすく、初めてアームカバーを試す人にもぴったり。ランニング専用品ではないため、着圧による疲労対策までは求めないほうがよいでしょう。
こんな人におすすめ
- まずは手ごろな1枚でアームカバーを試したい人
- 洗い替え用に複数枚をそろえたい人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 700円前後 |
| タイプ | 冷感・コンプレッション |
| UV対策 | UVカット素材 |
| サイズ | M・L・LL(カラーにより異なる) |
| 特徴ポイント | 接触冷感+吸汗速乾のクロスクール素材 消臭糸を使用 カラーが豊富 |
1枚で通年使いやすいバランスタイプ
春から秋まで幅広く使いたいなら、薄手で着脱しやすく、ズレにくい工夫があるバランスタイプが向いています。初めての1枚にも選びやすいタイプです。
CW-X アームカバー HUO601
ワコールのスポーツブランドCW-Xの定番アームカバーです。吸汗速乾・UVカット率90%以上・抗菌防臭と、ランナーが求める機能をひととおり備えています。腕口に滑り止めゴムが付いているため、着圧なしでもズレにくいのが最大の強み。ロゴには再帰反射素材を使っており、夜ランでの視認性にも配慮されています。締め付けが強くないので、レース中に暑くなったら外すといった使い方もしやすいでしょう。迷ったらまず候補に入れたい1枚です。
こんな人におすすめ
- 初めてランニング用アームカバーを買う人
- 締め付けは苦手だが、ズレにくさはほしい人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 1,800円前後 |
| タイプ | 非着圧・通年 |
| UV対策 | UVカット率90%以上 |
| サイズ | S(上腕24〜26cm) M(上腕26〜29cm) |
| 特徴ポイント | 腕口の滑り止めゴム 再帰反射ロゴ 吸汗速乾・抗菌防臭 |
R×L シームレスアームカバー TSA-11
ランニングソックスで人気のR×Lが作る、縫い目のない完全無縫製のアームカバーです。最大の特長は、ハサミで切っても切り口がほつれないこと。あらかじめ長めに作られているので、腕の長さに合わせて丈を調整できます。切れ込みを入れればウォッチスリットやサムホールを自作できるため、ランニングウォッチを使う人とも相性抜群です。シリコンの滑り止めを使わずにフィットさせる設計で、肌への当たりもやさしく仕上がっています。リフレクター付きで、日本製なのも安心材料でしょう。
こんな人におすすめ
- ウォッチスリットを自分の腕に合わせて作りたい人
- 縫い目や滑り止めの肌当たりが苦手な人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 2,500円前後 |
| タイプ | 非着圧・通年 |
| UV対策 | UVカット対応 |
| サイズ | フリー(全長約43cm) |
| 特徴ポイント | 切ってもほつれない完全無縫製 リフレクター付き 日本製 |
腕振りを安定させたい人向けの着圧タイプ
レース中も着け続けたい人や、腕の安定感を重視する人には着圧タイプがおすすめです。着圧の強さはモデルごとに違うので、好みに合わせて選びましょう。
ザムスト アームスリーブ
マラソン大会で着用者をよく見かける、ランナーの定番アームスリーブです。手首から上腕に向かって圧を弱める段階着圧設計で、腕全体を包み込み、筋肉の無駄な揺れを抑えます。体温をコントロールする機能を備え、夏の日差し対策にも冬の冷え対策にも使えるのが便利なところ。SSからLまで4サイズがそろっているため、腕が細い人でも合うサイズを見つけやすいでしょう。ブラック・ホワイト・ネイビーの3色展開です。
こんな人におすすめ
- 定番の着圧アームカバーを1年中使い回したい人
- 腕が細く、サイズ選びに困っている人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 2,300円前後 |
| タイプ | 段階着圧・通年 |
| UV対策 | UVカット率99%以上 |
| サイズ | SS・S・M・L(上腕19〜32cm) |
| 特徴ポイント | 段階着圧設計 体温コントロール機能 両腕入り |
C3fit コンプレッションアームスリーブ GC04192
日本人の平均的な体型をもとにフィット感を追求した、C3fitの着圧アームスリーブです。着圧設計で関節や筋肉の余分なブレを抑え、同じリズムで腕を振り続けるフルマラソンやテンポ走で安定感を得やすくなります。縫い目にテープを貼って肌面を平らにしているため、長時間着けても擦れにくいのがうれしいポイント。ソフトで肌なじみのよいナイロン素材を使い、しっかり密着しながらも締め付けすぎない着け心地です。着圧タイプを初めて試す人にも選びやすいでしょう。
こんな人におすすめ
- 適度な着圧で長時間快適に着けたい人
- 縫い目の擦れが気になる人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 3,600円前後 |
| タイプ | 着圧・通年 |
| UV対策 | UPF15〜30 紫外線カット率85%以上 |
| サイズ | 1(上腕20〜23cm) 2(上腕24〜27cm) 3(上腕28〜31cm) |
| 特徴ポイント | 日本人の体型に合わせた設計 縫い目を平らにするスマートシーム加工 |
2XU MCSエリートコンプアームガード UA3513a
コンプレッションウェアで知られる2XUの、強めのフィット感を求める人向けのアームガードです。伸縮性と回復力に優れたPWX FLEX素材を使い、筋肉の動きに沿ってサポート構造を配置しています。左右それぞれの腕の形に合わせた設計で、記録を狙うレースでもしっかり腕をホールドしてくれるのが魅力です。着圧が強い分、非着圧タイプより脱ぎにくい点には注意しましょう。サイズは国内規格よりワンサイズ下が推奨されているため、上腕周囲を測ってから選ぶのが確実です。
こんな人におすすめ
- 記録を狙うレースで強い着圧を求める人
- スタートからゴールまで着け続ける予定の人
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| 価格 | 7,200円前後 |
| タイプ | 強着圧・通年 |
| UV対策 | UPF50+ |
| サイズ | XXS〜XXL(国内規格のワンサイズ下を推奨) |
| 特徴ポイント | PWX FLEX素材 左右別の立体設計 左右1組 |
冬の防寒・汗冷え対策に使えるウォームタイプ
冬のランニングやレースでは、保温性と汗冷えしにくさを両立したウォームタイプが活躍します。半袖シャツと組み合わせれば、体温調節がぐっと楽になります。
ファイントラック ドライレイヤーウォームアームカバー FUU0522
登山用品ブランドのファイントラックが販売する、寒い季節向けのアームカバーです。ふっくらとしたニットメッシュ構造が空気の層をため込み、薄手ながら腕をしっかり温めてくれます。耐久撥水性があり、汗や雨で濡れても生地が肌に張り付きにくいため、汗冷えを抑えやすいのが特長。着圧はなく柔らかく伸びる生地なので、冬のフルマラソンで長時間着けても締め付けのストレスを感じにくいでしょう。抗菌防臭や静電気を抑える機能も備えています。
こんな人におすすめ
- 冬のレースで汗冷えを防ぎたい人
- 締め付けが少なく暖かいアームカバーを探している人
| おすすめ度 | ★★★★★ |
|---|---|
| 価格 | 3,600円前後 |
| タイプ | 保温・非着圧 |
| UV対策 | —(冬用) |
| サイズ | S/M・L/XL |
| 特徴ポイント | 空気層をためるニットメッシュ 耐久撥水・抗菌防臭 日本製 |
ミズノ ブレスサーモアームカバー J2JYD502
ミズノのランニング向けアームカバーで、同社独自の吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を生地の全面に使っています。体から出る水分を吸って熱に変えるので、走り始めの冷えた腕を温めてくれます。縫製は肌当たりを抑えた仕様で、フルマラソンのように長時間着け続けても擦れが気になりにくいのもポイント。半袖シャツと組み合わせれば、冬のスタート前の待機時間から走り出しまでを1枚でカバーできます。男女兼用ですが、サイズはメンズ基準なので、腕が細い人はワンサイズ小さめを検討するとよいでしょう。
こんな人におすすめ
- 冬の走り始めの腕の冷えを抑えたい人
- 冬のレースで長時間着けても擦れにくい1枚がほしい人
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| 価格 | 3,500円前後 |
| タイプ | 保温(吸湿発熱) |
| UV対策 | —(冬用) |
| サイズ | M・L |
| 特徴ポイント | 吸湿発熱素材ブレスサーモを全面に使用 肌当たりを抑えた縫製 男女兼用 |
効果を落とさないアームカバーの使い方とお手入れ
自分に合うアームカバーを選んでも、使い方やお手入れ次第で快適さや寿命は変わります。長く性能を保つためのポイントを押さえておきましょう。
暑くなったら手首まで下げて調節する
アームカバーの強みは、走りながら体温を調節できることです。体が温まって暑く感じたら、手首までくるくると下げるだけで腕の露出を増やせます。
完全に外す場合は、ランニングパンツのポケットやウエストポーチにしまいましょう。着圧タイプは汗を吸うと外しにくいため、走りながら無理に脱がず、立ち止まってから外すのが安全です。
レース本番の前にロング走で試しておく
短時間の試着では気にならなくても、2〜3時間着け続けると締め付けや擦れが気になる場合があります。フルマラソンなどで使う予定なら、本番前に同じくらいの気温の日に、10km以上のロング走で試しておきましょう。
腕を振ったときにズレないか、肘を曲げても突っ張らないか、ウォッチの位置は問題ないかを確認しておくと、本番で慌てずに済みます。
洗濯ネットに入れて陰干しし、乾燥機は避ける
接触冷感や抗菌防臭などの機能を長持ちさせるには、やさしく洗うことが大切です。洗濯ネットに入れて中性洗剤で洗い、直射日光を避けて陰干ししてください。
乾燥機の高温は伸縮素材を傷め、ズレやすくなる原因になります。柔軟剤は吸汗速乾性を妨げることがあるため、使いすぎないほうが無難です。汗をかいたまま放置するとニオイの原因になるので、走った後はできるだけ早めに洗いましょう。
ゆるくなってズレ始めたら買い替えのサイン
アームカバーは消耗品です。使っているうちに生地が伸びて、以前よりズレやすくなったら買い替えを検討しましょう。
生地が伸びて目が粗くなると、紫外線を遮る性能も落ちてしまいます。使用頻度が高い人は2枚をローテーションすると1枚あたりの負担が減り、結果的に長持ちします。
ランニング用アームカバーのよくある質問

夏にアームカバーを着けて走ると暑くないですか?
冷感・吸汗速乾タイプを選べば、素肌に直射日光を浴びるより涼しく感じやすくなります。生地が日差しを遮り、汗が乾くときの気化熱で腕が冷えるためです。ただし厚手や保温系の生地は熱がこもるので、夏は薄手の冷感タイプを選んでください。
ランニングでアームカバーは気温何度から着けるべきですか?
明確な基準はなく、半袖だけでは腕が冷えると感じる気温が着け始めの目安です。冬は保温タイプ、10〜20℃前後は薄手タイプが使いやすいでしょう。走るペースや風の強さで体感は変わるため、練習で試して自分の基準を見つけてください。
アームカバーを着けても日焼け止めは必要ですか?
アームカバーで覆われない部分には日焼け止めが必要です。袖とアームカバーの隙間や手の甲、首や顔は露出したままになります。なお、上腕側に日焼け止めを厚く塗ると滑り止めが効きにくくなるため、上腕の端は薄めに塗るのがおすすめです。
雨の日のランニングでもアームカバーは使えますか?
雨の日でも使えますが、濡れた生地に風が当たると腕が冷えやすくなります。冷たい雨の日は、撥水性や速乾性のあるモデルを選ぶと安心です。気温が低い雨の日は、アームカバーだけに頼らず防水性のあるジャケットも組み合わせましょう。
アームカバーは何枚持っておくと便利ですか?
週に何度も走る人は、2枚以上あると便利です。洗い替えができるうえ、1枚あたりの消耗も抑えられます。夏と冬の両方で走るなら、夏用の冷感タイプと冬用の保温タイプを1枚ずつそろえると、1年中快適にランニングを楽しめます。
まとめ|ランニングのアームカバーは季節と目的で選べば失敗しない

ランニング用アームカバーは、半袖のまま紫外線対策と体温調節ができる便利なアイテムです。選ぶときは、次の3点を確認しましょう。
- 使う季節(夏は冷感・UV、冬は保温・汗冷え対策)
- 着圧の有無(サポート重視か、着脱しやすさ重視か)
- 上腕のいちばん太い部分に合うサイズ
初めての1枚なら、ズレにくく機能のバランスがよいCW-XのHUO601が選びやすいでしょう。夏の日焼け対策を重視するならザムストのロング COOL EDITION、冬の汗冷え対策にはファイントラックのドライレイヤーウォームアームカバーがおすすめです。
ランニングウォッチを使う人は、ウォッチスリットの有無も忘れずに確認してください。自分の走る季節と目的に合ったアームカバーを選べば、1年を通してランニングがもっと快適になります。気になる1枚を見つけたら、ぜひ次のランニングから取り入れてみてください。



