ピラティスの資格は国家資格ではなく、団体やスクールごとの民間資格です。名前が似ていても、学べる内容や資格を取るまでの総額、取り方が大きく違います。選び方を間違えると、費用も時間も無駄になりかねません。
スタジオでマシンの指導まで目指すなら、国際資格の養成コースを通学で受けるのが本命です。まず知識を身につけて資格を形にしたいなら、自宅で学べる通信講座が向いています。どちらを選ぶかで総額は数倍変わるので、目的を先に決めるのが失敗しないコツです。
この記事では、ピラティス資格のおすすめ10選を、総額・学び方・期間で比べました。公式サイトの料金をもとに試験に合格するまでの総額も計算し、働きながら取る方法や資格を取ったあとの流れも解説します。
ピラティス資格の種類と違い

ピラティスの資格は、学ぶ器具と学び方で分けると選びやすくなります。
マット・マシン・コンプリヘンシブの違い
マット資格は、床に敷いたマットの上で行うピラティスを指導するための資格です。多くの養成コースは、マットから始めてリフォーマーなどのマシンへ進む順番で組まれています。
マシン資格はリフォーマーなどの専用マシンを使ったレッスンの資格で、マシンピラティスのスタジオで教えるときに役立ちます。コンプリヘンシブは、マットと複数のマシンをまとめて修了する上位の資格です。
通学の養成コースと通信講座の違い
通学の養成コースは、講師から実技を教わり、見学や指導練習の時間を積んでから試験を受けます。費用と時間はかかりますが、人に教える技術まで身につくのが通信講座との大きな違いです。
通信講座は自宅で教材を読み、課題を出して資格を取ります。費用は抑えられますが、実技を対面で教わる機会は無いので、知識を形にする資格と考えると選び方を間違えません。
PMAとは
PMA(Pilates Method Alliance)は、ピラティス指導者の教育の基準づくりをしてきたアメリカの団体です。養成スクールの中には「PMAのメンバー」と案内しているところがあります。
ただし、PMAの認定の位置づけは組織の再編で変わっていると balanced body の公式でも案内されています。PMAとの関係だけで決めず、カリキュラムの中身と総額で比べるのがおすすめです。
目的ごとに合う講座の種類を、次の表にまとめました。
| 目的 | 合う講座 | 理由 |
|---|---|---|
| スタジオでマシンの指導をしたい | バランスドボディ・zen place ピラティス資格コース・PHI Pilates・STOTT PILATES・Polestar Pilates | マットからマシンへ段階を追って進める |
| 費用を抑えて通学で指導を学びたい | BESJ・PHI Pilates | 通学のマット資格から始められる |
| 自宅で知識を身につけて資格を形にしたい | SARAスクール・諒設計アーキテクトラーニング・キャリカレ | 教材で学び、自宅で試験や課題を出す |
| 資格の前に続けられるか試したい | ユーキャン | 入門の講座で、資格は付かない |
ピラティス資格の選び方
資格の名前で選ぶ前に、次の6つを順に確かめるのが近道です。
資格を取る目的を決める
スタジオで指導の仕事に就きたいなら、実技を学べる通学の養成コースが前提になります。自分の練習を深めたい、知識を形にしたいという目的なら、通信講座から始める選択肢も十分に考えられるでしょう。
マットから始めるか、マシンまで取るか
マシンを使うスタジオで教えるなら、マシンの資格まで取っておくと働ける場所の選択肢が広がります。ただしマシンの資格は費用も時間もかかるため、まずマット資格を取り、続けられると分かってからマシンへ進む組み方が無理のない順番です。
受講料以外も含めた総額で比べる
養成コースの料金表は受講料だけのことが多く、認定試験・登録料・テキスト代が別にかかる講座があります。習得度のチェックの費用が別にかかる講座もあるので、試験に合格するまでの総額で比べてください。
働きながら通えるか
数日に集中して受講する講座、月に1回ずつ通う講座、オンラインで受けられる講座など、通い方は講座ごとにさまざまです。講義のあとに見学や指導練習の時間を積む講座が多いので、受講の日数だけでなく、試験までに必要な時間も見ておくと計画を立てやすくなります。
会場が通える場所にあるか
国際資格の中には、会場が大阪だけ、試験が東京だけという講座もあります。交通費と移動の時間も費用のうちなので、申し込む前に会場と試験の場所を確かめてください。
資格の更新が必要か
資格によっては、2年ごとの継続教育や毎年のセミナー受講で更新が必要です。取ったあとにかかる時間と費用も、選ぶときの材料に入れておきましょう。
ピラティス資格10講座の比較表
10講座の資格の種類、資格を取るまでの総額の目安、学び方、期間を一覧にしました。講座名を押すと、その講座の紹介へ移ります。
| 講座 | 資格の種類 | 総額の目安 | 学び方 | 期間・時間 | 未経験 |
|---|---|---|---|---|---|
| バランスドボディ | マット・リフォーマー・コンプリヘンシブ | 370,000円 | 通学・オンライン | 講座64時間〜 | 可 |
| zen place ピラティス資格コース | マット・リフォーマー・コンプリヘンシブ | 360,000円 | 通学 | コース56時間〜(マット&リフォーマー) | 可 |
| PHI Pilates | マット・リフォーマー・コンプリヘンシブ | 254,100円+テキスト代 | 通学 | 4日間〜(マット) | 可 |
| STOTT PILATES | マット・リフォーマー・全器具 | 396,000円 | 通学(大阪) | 8日間・40時間(マット) | 補助あり |
| Polestar Pilates | マット・リフォーマー・コンプリヘンシブ | 365,000円+習得度チェック | 通学+オンライン教材 | 実技5日間(マット) | 可 |
| BESJ | マット・マシン | 198,000円 | 通学 | 32時間(マット) | 可 |
| SARAスクール | 通信(2資格) | 79,800円 | 通信・オンライン | 最短1〜2か月 | 可 |
| 諒設計アーキテクトラーニング | 通信(2資格) | 79,800円 | 通信・オンライン | 最短1〜2か月 | 可 |
| キャリカレ | 通信(1資格) | 63,850円〜(Cコース・受験料と送料込み) | 通信・映像講義 | 標準4か月 | 可 |
| ユーキャン | 入門(資格なし) | 29,000円 | 通信(DVD) | 標準6か月 | 可 |
ピラティス資格のおすすめ10選
ここからは10講座を1つずつ紹介します。前半は通学の養成コース、後半は自宅で学べる通信講座です。料金は各講座の公式サイトに表示されている金額で、キャンペーンは調べた時点の内容です。
balanced body®(バランスドボディ)|マシンの世界的メーカーの資格を未経験から
♥こんな人におすすめ
- マシンピラティスのスタジオで指導したい人
- 未経験から段階を踏んで国際資格を目指したい人
| マット資格の総額 | 370,000円(セット350,000円+認定試験20,000円) |
|---|---|
| 主なコース | マット/マット&リフォーマー(795,000円)/コンプリヘンシブ(985,000円) |
| 学び方 | 通学・オンライン(Zoom)・サテライト配信 |
| 時間の目安 | マットは講座64時間。受験には受講・見学・指導練習の計70時間 |
| 会場 | 東京・横浜・埼玉・栃木・名古屋・静岡・大阪・兵庫・広島・福岡 |
| 受講の条件 | 未経験可 |
| 資格の更新 | 2年で16時間のワークショップ |
| 説明会 | 無料(オンライン・スタジオ) |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
✓良いところ
- マットからコンプリヘンシブまで段階を選べる
- オンラインでも受講できる
- 受講期限と受験期限が無い
!気になるところ
- マット資格だけで37万円かかる
- 実技試験にテストモデルの同伴が要る
- 受験までに受講・見学・指導練習の時間を積む必要がある
ピラティスマシンの世界的なメーカーである balanced body の資格を、日本で受けられる養成スクールです。運営は全国にスタジオを持つ zen place で、国内の多くのスタジオで使われているマシンの扱いを、そのまま学べるのが強みです。
最初に体の動きの原則を学ぶクラスがあり、そのあとマット、リフォーマーと段階を上げていきます。マットコースは講座が64時間で、受験までに見学や指導練習も含めて70時間を積みます。運動経験がなくても受講でき、受講期限と受験期限はありません。
講義は通学のほかにオンラインやサテライト配信でも受けられるので、地方に住んでいる人や働きながら学ぶ人も始めやすい形です。まずは無料の説明会で、コースの組み方と総額を確かめてから申し込むと迷いません。
zen place ピラティス資格コース|全国のスタジオで学べる養成コース
♥こんな人におすすめ
- 全国チェーンのスタジオで学びたい人
- マットとリフォーマーをまとめて身につけたい人
| マット資格の総額 | 360,000円(初回の認定試験・テキスト代込み) |
|---|---|
| 主なコース | マット&リフォーマー(768,250円)/コンプリヘンシブ(950,100円) |
| 学び方 | 通学(事前学習はオンライン) |
| 時間の目安 | マット&リフォーマーはコース56時間+自主練習・見学・指導練習 |
| 会場 | 全国の zen place スタジオ(東京・神奈川・新潟・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡) |
| 受講の条件 | どなたでも |
| 説明会 | 無料(オンライン・コース見学) |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
✓良いところ
- 初回の試験とテキスト代が受講料に入っている
- 全国のスタジオで開催している
- 無料の説明会でコースを見学できる
!気になるところ
- マットコースの日程と会場は公式で「Coming Soon」
- リフォーマー単独のコースは2027年秋の開講予定
- 受験までに自主練習や見学の時間が必要
全国にピラティススタジオを展開する zen place が開く資格コースです。受講料に初回の認定試験とテキスト代が入っているので、総額をつかみやすいのが特徴です。
いま受けやすいのはマット&リフォーマーのコースで、56時間の講義のあとに自主練習・見学・指導練習を積んで受験します。マット単独のコースは日程と会場が公式で準備中の表示になっているため、申し込む前に開講時期を確かめてください。
東京・大阪・名古屋・福岡などのスタジオで開いているので、通いやすい場所で学べるかを説明会で確かめると選びやすくなります。
PHI Pilates|全国で開催、4日間でマットを学べる
♥こんな人におすすめ
- 地方でも通学で資格を取りたい人
- 短い日数でマットの指導を学びたい人
| マット資格の受講料 | 254,100円(マットⅠ/Ⅱ)+テキスト代 |
|---|---|
| 主なコース | リフォーマーⅠ〜Ⅲ(計693,000円)/コンプリヘンシブ(約155万円) |
| 学び方 | 通学 |
| 時間の目安 | マットⅠ/Ⅱは実技講習4日間、試験は約1か月後 |
| 会場 | 札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇など全国 |
| 受講の条件 | 満18歳以上(高校卒業以上) |
| 資格の更新 | 2年で12 CEU(更新手数料は不要と公式に記載) |
| 説明会 | 体験会3,000円(無料の説明会は無し) |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
✓良いところ
- 全国の多くの都市で開催している
- マットは4日間の講習で学べる
- 更新手数料がかからない
!気になるところ
- テキスト代と試験の費用が受講料に入っていない
- 無料の説明会が無い
- リフォーマーⅠは受講の条件がある
アメリカの PHI Pilates の資格を、日本で受けられる養成コースです。マットⅠ/Ⅱは実技講習4日間で学び、およそ1か月後に認定試験を受ける流れです。
開催地は北海道から沖縄まで全国にあり、講師ごとに日程が組まれています。近くの会場の日程を選べるので、遠くの都市まで何度も通わずに済むのは大きな利点です。
資格は2年ごとに継続教育の単位を報告して更新し、更新手数料は今のところかからないと公式に書かれています。受講料のほかにテキスト代と試験の費用がかかるので、総額で比べてから決めてください。
STOTT PILATES|解剖学に基づく国際資格を大阪で
♥こんな人におすすめ
- 関西で国際資格を取りたい人
- 運動指導の経験を生かして学び直したい人
| マット資格の総額 | 396,000円(IMP 385,000円+登録料11,000円。試験料1回免除) |
|---|---|
| 主なコース | マット&リフォーマー(893,200円)/全器具(1,469,600円) |
| 学び方 | 通学 |
| 時間の目安 | マットは8日間・40時間。受験までの課題は計95時間 |
| 会場 | ZONE Academy(大阪・淀屋橋) |
| 受講の条件 | ピラティス経験30時間以上・運動指導の経験など(満たさない人向けの補助あり) |
| 資格の更新 | 年0.6 CEC の取得 |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
✓良いところ
- 解剖学に基づいたメソッドを体系立てて学べる
- マットは8日間に集中して受講できる
- 受講の条件に足りない人への補助制度がある
!気になるところ
- 日本の公認トレーニングセンターは大阪の1か所
- 受講の条件に運動経験などが求められる
- 毎年の継続教育が必要
Merrithew 社の STOTT PILATES の資格は、日本では大阪の ZONE Academy で受けられます。解剖学とバイオメカニクスに基づいた内容で、医療やトレーナーの仕事と組み合わせて学ぶ人にも合う資格です。
マットコースは8日間・40時間で、講義のあとに見学・自主練習・指導練習を積んで、コース最終日から6か月以内に試験を受けます。受講にはピラティスの経験などが求められますが、足りない人には解剖学のコースやレッスン受講で補う制度があります。
会場が大阪だけなので、通える距離かどうかが最初の判断材料です。関西に住んでいて本格的な国際資格を目指すなら、候補に入れておきたい講座です。
Polestar Pilates|リハビリの考え方も学べる国際資格
♥こんな人におすすめ
- リハビリや医療の現場でピラティスを生かしたい人
- 東京か大阪で月1回ずつ学びたい人
| マット資格の料金 | 365,000円(パッケージ300,000円+試験65,000円) |
|---|---|
| 主なコース | リフォーマー(440,000円)/コンプリヘンシブ(860,000円) |
| ほかにかかる費用 | メンターの習得度チェック(公式の概算 マット18〜20万円) |
| 学び方 | 通学+オンライン教材 |
| 時間の目安 | マットは実技5日間+オンライン10時間。試験は約半年後 |
| 会場 | 東京(蔵前)・大阪(新大阪)。試験は東京 |
| 資格の更新 | 2年ごと(更新料75米ドル) |
| 説明会 | 無料(オンライン・対面・見学会) |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
✓良いところ
- リハビリの考え方を取り入れたカリキュラム
- 無料の説明会と見学会がある
- 他団体の資格を持つ人の割引がある
!気になるところ
- 習得度チェックの費用が別にかかる
- 認定試験は東京会場だけ
- マットコースの次の日程は公式で調整中
Polestar Pilates の資格を、日本で受けられる養成コースです。リハビリの考え方を取り入れたカリキュラムで、医療系の資格を持つ人向けのコースも用意されています。
マットコースは実技5日間とオンライン教材10時間で学び、およそ半年後に認定試験を受けます。受講料のほかに、メンターが習得度を確かめる費用が別にかかるので、表の概算も足して総額を考えてください。
会場は東京と大阪で、認定試験は東京で行われます。無料の説明会と見学会があるので、雰囲気を見てから決められます。
BESJ|国内団体のマット資格を通学で取る
♥こんな人におすすめ
- 国際資格より費用を抑えて通学で学びたい人
- フィットネスのトレーナーが指導の幅を広げたい人
| マット資格の受講料 | 198,000円(認定証書・テキスト代込み) |
|---|---|
| 主なコース | マシン(リフォーマー/タワー)286,000円(マット資格を持つ人向け) |
| 学び方 | 通学(全国の公認スタジオ) |
| 時間の目安 | マットは合計32時間(約1〜4か月) |
| 会場 | 北海道・東北・関東など全国の公認スタジオ |
| 受講の条件 | 初心者も可 |
| 資格の更新 | 年1回、更新対象のセミナーを受講(例 2時間11,000円) |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
✓良いところ
- 通学のマット資格の中では受講料を抑えやすい
- 32時間で生理学・解剖学から学べる
- 初心者もトレーナーも受講できる
!気になるところ
- 毎年セミナーを受けて資格を更新する
- オンライン受講の案内は無い
- マシンのコースはマット資格が前提
一般社団法人 ボディ・エレメント・システム・ジャパン(BESJ)が認定する、国内団体のピラティス資格です。マット資格の受講料に認定証書とテキスト代が入っていて、通学の資格の中では総額を抑えやすいのが特徴です。
合計32時間で、生理学・解剖学の基礎から60のエクササイズと指導の方法までを学びます。全国の公認スタジオで開かれていて、会場によって全5回から全13回などの組み方があり、通い方を選べるのも特徴です。
資格は1年に1回、更新対象のセミナーを受けると更新されます。毎年の学び直しが前提なので、指導を続けながら知識を新しくしたい人に合う資格です。
SARAスクール|自宅で2つの資格、試験免除のコースあり
♥こんな人におすすめ
- スタジオに通わず自宅で知識を身につけたい人
- 費用を抑えて資格を形にしたい人
| 総額 | 79,800円(プラチナコース。試験免除・試験料込み) |
|---|---|
| 基本コース | 59,800円+受験料(各10,000円) |
| 取れる資格 | ピラティスセラピスト(JAAMP)・ピラティスインストラクター(JIA) |
| 学び方 | 通信(紙の教材)またはオンライン |
| 期間 | 6か月(最短2か月。オンラインは最短1か月) |
| 受講の条件 | 特になし |
| 支払い | クレジットカード(分割可)・後払い・教育ローンなど |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
✓良いところ
- 1回の学習で2つの資格に対応している
- プラチナコースは卒業課題の提出で試験が免除
- 質問は何回でも無料
!気になるところ
- 実技を対面で教わる機会は無い
- スタジオの養成コースとは資格の位置づけが違う
- 資格の更新についての記載は無い
自宅で学べる通信講座で、ピラティスセラピストとピラティスインストラクターの2つの資格に対応しています。どちらも民間の協会の資格で、知識を形にしたい人や、スタジオに通う前に基礎を学びたい人に向いています。
プラチナコースは、添削課題と卒業課題を出すと試験が免除になり、資格の認定まで進める仕組みです。紙の教材のほかにオンラインのコースもあり、オンラインなら最短1か月で終えられます。
実技を対面で教わる機会は無いので、スタジオで指導の仕事に就くなら、通学の養成コースと組み合わせることを前提に考えてください。
諒設計アーキテクトラーニング|分割の選択肢が多い通信講座
♥こんな人におすすめ
- 分割払いで負担をならしながら学びたい人
- 自宅で2つの資格をまとめて取りたい人
| 総額 | 79,800円(スペシャル講座。試験免除・受験料込み) |
|---|---|
| 基本講座 | 59,800円+受験料(各10,000円) |
| 取れる資格 | ピラティスセラピスト(JAAMP)・ピラティスインストラクター(JIA) |
| 学び方 | 通信(紙の教材)またはオンライン |
| 期間 | 6か月(最短2か月。オンラインは最短1か月) |
| 受講の条件 | 特になし |
| 支払い | クレジットカード(分割可)・後払い・教育ローン・諒設計学資ローンなど |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
✓良いところ
- スペシャル講座は卒業課題の提出で試験が免除
- 支払い方法に独自の学資ローンがある
- 教材が届いて8日以内ならキャンセルできる
!気になるところ
- 実技を対面で教わる機会は無い
- 取れる資格と料金は SARAスクールと同じ
- 資格の更新についての記載は無い
SARAスクールと同じ会社が運営する通信講座で、取れる2つの資格と料金はSARAスクールと同じです。違いは支払い方法で、教育ローンに加えて独自の学資ローンが選べます。
スペシャル講座なら、添削課題と卒業課題を出すだけで試験は免除です。オンラインのコースならスマホで学べて、最短1か月で修了できます。
取れる資格と料金は同じなので、支払い方法で選ぶと決めやすくなります。分割の回数や金利を比べたい人は、両方の支払いのページを見比べてください。
キャリカレ|映像講義つきで65種類のエクササイズを学ぶ
♥こんな人におすすめ
- 映像を見ながら動きを確かめたい人
- サポート期間の長さで選びたい人
| 受講料 | Aコース77,800円/Bコース67,800円/Cコース57,800円 |
|---|---|
| ほかにかかる費用 | 受験料5,600円・送料450円 |
| 取れる資格 | JADP認定ピラティスインストラクター® |
| 学び方 | 通信(テキスト+映像講義) |
| 期間 | 標準4か月(サポートはコースにより600〜800日) |
| 付属品 | ヨガマット・バランスボール |
| 支払い | クレジットカード(分割可)・コンビニ払いなど |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ |
✓良いところ
- 映像講義で動きを確かめながら学べる
- ヨガマットとバランスボールが付いてくる
- サポート期間が長い
!気になるところ
- 受験料が受講料に入っていない
- 実技を対面で教わる機会は無い
- コースの違いはサポート期間なので選び方に迷いやすい
テキストと映像講義で、ベーシックからアドバンスまで65種類のエクササイズと指導の方法を学ぶ通信講座です。すべてのカリキュラムを終えると、JADP認定ピラティスインストラクター®の試験を自宅で受けられます。
A・B・Cの3つのコースは学ぶ内容が同じで、質問などのサポートを受けられる期間が違います。受講料には受験料が入っていないので、表の受験料と送料も足して比べてください。
ヨガマットとバランスボールが付いてくるので、届いたその日から自宅で練習を始められます。期間限定の割引が出ることがあるので、申し込む前に公式の価格を確かめてください。
ユーキャン|資格の前に自宅で試せる入門講座
♥こんな人におすすめ
- 資格を取る前にピラティスが続けられるか試したい人
- ヨガとピラティスの両方を自宅で始めたい人
| 受講料 | 29,000円(一括・送料込み)/分割 1,980円×15回 |
|---|---|
| 取れる資格 | なし(入門の講座) |
| 学び方 | 通信(DVD・テキスト) |
| 期間 | 標準6か月 |
| 教材 | レッスンDVD6巻・テキスト2冊・ヨガマットなど |
| 添削・質問 | なし |
| おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
✓良いところ
- DVDを見ながら自宅で始められる
- ヨガとピラティスの両方を学べる
- ヨガマットが教材に付いている
!気になるところ
- 修了しても資格は取れない
- 添削と質問のサポートが無い
- 指導の方法は学べない
資格を取る講座ではなく、ヨガとピラティスを自宅で始めるための入門講座です。指導者を目指す前に、自分が続けられるかを確かめたい人に向いています。
レッスンDVD6巻とテキスト、ヨガマットが届き、ピラティスは27のエクササイズを映像で見ながら練習します。添削や質問のサポートは無く、自分のペースで進める形です。
続けられそうだと分かったら、次の段階で資格の講座へ進むと、費用の大きい養成コースで迷う時間を減らせます。
目的別のおすすめピラティス資格
ここまでの10講座を、目的から選び直すと次のようになります。
マシンピラティスのスタジオで働きたい人
未経験からマシンの指導まで段階を踏むなら、バランスドボディかzen place ピラティス資格コースが候補です。どちらも複数の地域のスタジオで学べて、マットとリフォーマーをまとめて学ぶコースがあります。
費用を抑えて通学で学びたい人
通学で実技を教わりたいけれど費用は抑えたいなら、BESJのマット資格から始めるのが現実的です。全国で開催しているPHI Pilatesのマットコースも、4日間の講習で学べます。
働きながら資格を取りたい人
平日に時間を取りにくいなら、オンラインで講義を受けられるバランスドボディか、自宅で進める通信講座が合うでしょう。通信講座ならSARAスクールや諒設計アーキテクトラーニングのオンラインのコースが、スマホで学べて最短1か月で修了できます。
リハビリや医療の仕事に生かしたい人
医療系の資格を持っていて仕事に生かしたいなら、リハビリの考え方を取り入れたPolestar Pilatesや、解剖学に基づくSTOTT PILATESが候補です。
まずは続けられるか試したい人
資格に費用をかける前に、自分が続けられるかを確かめたいなら、ユーキャンの入門講座で自宅から始める方法があります。スタジオに生徒として通って経験を積むのも、養成コースに進む前のよい準備です。通いやすいスタジオはピラティスのおすすめスタジオの記事で探せます。
ピラティス資格の費用シミュレーション|試験に合格するまでの総額
同じマット資格でも、受講料に試験料が入っているかどうかで総額は変わります。10講座の公式の料金をもとに、資格を取るまでの総額を並べました。
| 講座 | 受講料 | 試験料・登録料など | 総額の目安 | ほかにかかるもの |
|---|---|---|---|---|
| バランスドボディ | 350,000円(セット) | 認定試験20,000円 | 370,000円 | 推奨の3D解剖130,000円 |
| zen place ピラティス資格コース | 360,000円 | 試験・テキスト代込み | 360,000円 | 再試験の費用など |
| PHI Pilates | 254,100円 | テキスト代(新版の価格は公式に記載なし) | 254,100円+テキスト代 | 認定試験の費用 |
| STOTT PILATES | 385,000円 | 登録料11,000円(試験料1回免除) | 396,000円 | 免除が無い場合は448,800円 |
| Polestar Pilates | 300,000円(パッケージ) | 試験65,000円 | 365,000円 | 習得度チェック(公式の概算18〜20万円) |
| BESJ | 198,000円 | 認定証書・テキスト代込み | 198,000円 | 毎年の更新セミナー |
| SARAスクール | 79,800円(プラチナ) | 試験料込み | 79,800円 | — |
| 諒設計アーキテクトラーニング | 79,800円(スペシャル) | 受験料込み | 79,800円 | — |
| キャリカレ | 57,800〜77,800円 | 受験料5,600円・送料450円 | 63,850〜83,850円 | — |
| ユーキャン | 29,000円 | — | 29,000円 | — |
通学のマット資格は、通信講座のおよそ2〜5倍の費用がかかります。この差は、実技を対面で教わる時間と、指導練習を見てもらう時間の差です。指導の仕事に就くことが目的なら、総額だけで通信講座を選ばず、実技をどこで学ぶかまで考えて決めてください。
ピラティスインストラクターになるまでの流れ
説明会や体験会で講座を比べる
多くの養成コースは説明会や体験会を開いています。コースの組み方と総額、試験までに必要な時間を聞いてから申し込むと、途中で迷いにくくなります。
講義を受けて、見学と指導練習を積む
通学の養成コースは、講義のあとにレッスンの見学や指導練習の時間を積んでから試験を受ける形が一般的です。講義の時間より、試験までに積む時間のほうが長い講座もあるので、計画は余裕をもって立てましょう。
認定試験を受ける
通学の養成コースでは、筆記に加えて、生徒役を相手にレッスンを行う実技の試験がある講座が多くあります。balanced body のように、実技試験にモデルの同伴が必要な講座もあるので、申し込む前に確かめておきましょう。
指導を始めて、資格を更新する
資格を取ったあとは、スタジオでの指導やフリーランスのレッスンなど、働き方を選んで指導を始めます。更新に必要な単位やセミナーは、指導を続けながら少しずつ積んでいきます。
ピラティス資格のよくある質問

ピラティスの資格がなくてもインストラクターになれますか?
ピラティスには国家資格が無いため、資格がなくても指導そのものはできます。ただ、生徒の体の動きを導く仕事なので、体の仕組みと指導の方法を体系立てて学んでおくほうが安全に教えられます。
ピラティスの資格はどうやって取りますか?
通学の養成コースなら、講義を受けて見学と指導練習の時間を積み、認定試験に合格して取ります。通信講座なら、教材で学んで課題を出し、自宅で試験を受けるか、卒業課題を出して認定を受けます。
ピラティスの資格は難しいですか?
通学の国際資格は、試験までに数十時間から数百時間の練習が求められ、実技の試験もあるため簡単ではありません。通信講座は自宅で受けられ、試験が免除になるコースもあるので、取りやすさは大きく違います。
働きながらでも資格は取れますか?
取れます。数日に集中して受ける講座や、オンラインで講義を受けられる講座、自宅で進める通信講座を選ぶと、仕事と両立しやすくなります。
資格を取るのに給付金は使えますか?
今回の10講座の公式サイトには、国の給付金の対象であるという案内はありませんでした。使える制度があるかは、申し込む前に講座の窓口で確かめてください。
まとめ|ピラティス資格は目的と総額で選ぶ

ピラティスの資格は民間資格なので、名前よりも、何を学べて、合格までにいくらかかるかで選ぶのが大切です。
- スタジオでマシンまで指導したい:国際資格の養成コース(バランスドボディ・zen place ピラティス資格コースなど)
- 費用を抑えて通学で学びたい:BESJ・PHI Pilatesのマット資格
- 自宅で資格を形にしたい:SARAスクール・諒設計アーキテクトラーニング・キャリカレ
- 資格の前に試したい:ユーキャンの入門講座
まずは気になる講座の説明会や体験会で、コースの組み方と総額を確かめてみてください。




