ピラティスのキャデラックとは?リフォーマー・チェア・バレルとの違いと使えるスタジオ【2026年】

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ピラティスのキャデラック紹介

ピラティスのキャデラックは、ベッドのような台の周りを、頭上まで金属のフレームが囲む大型のピラティスマシンです。フレームに付いたバーやばね(スプリング)、吊り下げたバーを使い、寝た姿勢から座った姿勢、立った姿勢まで、いろいろな向きで体を動かせます。スタジオでよく見るリフォーマーとは、台が動かない点が大きな違いです。

ただし、キャデラックはどのスタジオのどのレッスンでも使えるわけではありません。主なスタジオ12社の公式サイトを2026年に調べると、レッスンでキャデラックを使うと書いていたのは2社のプライベートレッスンだけでした。この記事では、キャデラックの構造とパーツ、代表的なエクササイズ、リフォーマー・チェア・バレルとの違い、マシンの値段と大きさまでまとめ、最後にキャデラックを使えるスタジオを紹介します。

目次

ピラティスのキャデラックとは?構造と主なパーツ

ピラティス キャデラック

キャデラックは、ピラティスを考えたジョセフ・ピラティスが、病院のベッドにばねを取り付けて患者が寝たまま運動できるようにした器具がもとになったマシンです。そのためいまもクッションの付いたベッドの形をしていて、メーカーや団体によっては「トラピーズテーブル」とも呼ばれます。

名前は、装備が多くていろいろな使い方ができることを、当時の高級車キャデラックにたとえたものといわれています。主なパーツと役割は次のとおりです。

ベッド(台)クッションの付いた台。仰向け・うつ伏せ・横向き・座った姿勢で体を支える。リフォーマーと違って動かない
フレームベッドの四隅から頭上までを囲む金属の枠。ばねやバーを取り付ける支点になる
プッシュスルーバーフレームに取り付けた動くバー。手や足で押したり引いたりする
ロールダウンバーばねにつながった棒。手で持って背骨を丸めたり起こしたりする
レッグスプリング・アームスプリング脚や腕に掛けるばね。動きを支えたり、負荷をかけたりする
トラピーズ・ファジー上のフレームから吊るしたバーやループ。手足を支えたり、体を吊り下げたりする

パーツの名前や形、取り付け方はメーカーや機種で違います。ばねの強さや取り付ける位置はインストラクターが決めるので、自分で付け替える必要はありません。

ピラティスのキャデラックで期待できること・向いている人

キャデラックの特徴は、ばねが体の重さを支える使い方と、ばねに逆らって動く使い方の両方ができることです。支えてもらうと、自分の力だけでは難しい動きでも姿勢を保ったまま試せます。逆にばねを伸ばす方向に動けば、それが負荷になります。

台が固定されているので、リフォーマーのように台が動いてバランスを崩す心配がありません。各スタジオの解説では、背骨を一つずつ丸めたり伸ばしたりする動きや、脚と骨盤を別々にコントロールする練習に向くとされています。こうした特徴から、背骨や股関節の動きのくせを、一つずつ確かめながら直したい人に向いたマシンです。

向いている人背骨や股関節が硬く、動きを一つずつ確かめたい人
リフォーマーの台が動くのが怖い人
リフォーマーに慣れて、動きの幅を広げたい人
ほかのマシンが合う人テンポよく全身を動かしたい人はリフォーマー
片足立ちなどバランスを鍛えたい人はチェア
背中や体の側面を伸ばしたい人はバレル

腰や肩に痛みがある人は、運動の前に医師に相談し、レッスンでは痛む場所を先に伝えましょう。ピラティスと腰痛の関係はピラティスと腰痛の記事でくわしく取り上げました。

キャデラックを使った代表的なピラティスのエクササイズ

キャデラックのエクササイズは、どのパーツを使うかで動き方が変わります。ここでは手順ではなく、どのパーツで、どんな動きをするのかのイメージを紹介します。

ロールダウン(ロールダウンバー)

座った姿勢でロールダウンバーを持ち、ばねに支えてもらいながら背骨を順番に丸めて後ろへ倒れ、また起き上がる動きです。背骨を一つずつ動かす感覚をつかむ練習として、スタジオでよく行われます。

プッシュスルー(プッシュスルーバー)

フレームに取り付けたバーを、手や足で押したり引いたりする動きです。座って押し出したり、仰向けで足で押し上げたりと使い方が多く、腕だけでなく背骨や骨盤の位置を保ちながら全身で動くのがポイントになります。

レッグスプリング・アームスプリング

仰向けで足にばねのループを掛けて脚を回したり開いたり、座ってばねを腕で引いたりする動きです。脚や腕を大きく動かすことよりも、上半身や骨盤を動かさずに手足だけをコントロールすることを意識します。

トラピーズ・ハンギング(上級者向け)

上のフレームから吊り下げたトラピーズやストラップに体を預け、持ち上げたりぶら下がったりする動きもあります。キャデラックらしい動きですが、初心者が最初から行うものではなく、経験者向けです。自己流では行わず、インストラクターの補助のもとで取り組みます。

ピラティスマシンの種類|リフォーマー・キャデラック・チェア・バレルの違い

ピラティスのマシンは、キャデラックのほかにも何種類かあります。よく使われる5つを並べました。グループのマシンレッスンで使うのは多くがリフォーマーで、キャデラック・チェア・バレルはプライベートレッスンで組み合わせることが多いマシンです。

リフォーマー台(キャリッジ)がレールの上を前後に動く。いちばん代表的なマシンで、グループレッスンの多くはこれ
キャデラック動かない台の周りを頭上までフレームが囲む。ばねやバーをいろいろな方向から使え、吊り下げる動きもできる
タワーリフォーマーや壁に縦のフレームを立て、キャデラックと同じバーやばねを付けた器具
チェアペダルの付いた椅子の形のマシン。小さいが、座る・立つ・寝る姿勢で使い、バランスと筋力が求められる
バレル樽のようなカーブを持つマシンで、ばねは使わない。背骨を反らせたり体の側面を伸ばしたりするのに使う

キャデラックとリフォーマーの違い

いちばん大きな違いは、体を乗せる台が固定されているか、レールの上を動くかです。リフォーマーは台(キャリッジ)が前後に動き、その往復をコントロールするのが基本です。キャデラックは台が動かないぶん、フレームのいろいろな位置からばねやバーを使い、上や横からの力で体を支えたり負荷をかけたりします。

どちらが上という関係ではなく、目的やその日の体の状態でインストラクターが使い分けるのが一般的です。リフォーマーで全身を動かし、キャデラックで背骨や肩の細かい動きを確かめる、という組み合わせもよく使われます。

キャデラックとタワーの違い

タワーは、リフォーマーの頭側や壁に縦のフレームを立て、キャデラックと同じようにばねやバーを付けられるようにした器具です。プッシュスルーバーやロールダウンバーなど、キャデラックと同じ動きの一部をリフォーマーの上でできるのが特徴です。キャデラックは台の四隅から頭上までフレームがあるので、吊り下げるような動きまでできる点が違います。

ピラティスのキャデラックは初心者でも使える?

使えます。もともとベッドから起き上がるのが難しい人でも運動できるように生まれたマシンなので、ベッドに体を預けて、ばねに支えてもらう使い方なら初心者でも始めやすいでしょう。ただし、吊り下げる動きのように難しいエクササイズもあり、どれくらい難しいかはばねの設定と動きで大きく変わります。

初めてなら、マンツーマンのプライベートレッスンで、インストラクターに設定を決めてもらいながら受けるのが安心です。呼吸が止まらない範囲で動き、痛みや違和感が出たらすぐに伝えましょう。プライベートとグループの違いや料金はピラティスのパーソナルの記事で比べています。

ピラティスのキャデラックの値段と大きさ|自宅に置ける?

キャデラックは個人でも買えますが、本体だけで40万円前後から、送料と設置費を足すと50万円を超えることも珍しくありません。販売元の公式ページの価格を表にまとめました。

coreREVO キャデラック CRP-200385,825円(税込・希望小売価格)
幅2,180×奥行700×高さ2,100mm・89kg
JUNO PILATES のキャデラック(2機種)462,000円〜661,000円(税抜)
送料・設置・廃棄物処理は地域で別(関東は+164,000円)
※2026年の各販売元の公式ページの価格です。表示の税込・税抜は各ページの表記に合わせています

大きさは、coreREVO のキャデラックで幅2,180mm・奥行700mm・高さ2,100mm、重さ89kgです。シングルベッドより長く、天井近くまでフレームがあるので、床の広さに加えて天井の高さと床の耐荷重も確かめる必要があります。ばねの設定も専門的なので、まずはスタジオで試し、続けられそうかを確かめてから考えるのが現実的です。家で器具を使ってみたい人は、ばねを使わず置き場所も小さいバレルから始める方法もあり、ピラティスバレルのおすすめの記事で選び方を紹介しています。

キャデラックを使えるピラティススタジオ

調べた12社のうち、レッスンでキャデラックを使うと公式サイトに書いていたのは、BDC PILATES と zen place pilates のプライベートレッスンでした(2026年に確認)。どちらもグループのマシンレッスンはリフォーマーなので、キャデラックを使いたいならプライベートを選びます。

ほかの10社では、レッスンでキャデラックを使うことを公式サイトでは確かめられませんでした(マシンの種類の解説で触れている社はあります)。気になるスタジオがあれば、体験の予約時に「キャデラックを使えますか」と聞いてみるのが確実です。

BDC PILATES|プライベートレッスン専用の設備にキャデラックがある

グループ(マシン)BDC PILATES

📣 キャンペーン

スペシャルキャンペーン(グループコース)

体験レッスンが1,100円(通常4,070円)。体験当日の入会で、体験料のキャッシュバック・入会金0円・初月会費0円などの特典。各店舗20名限定

期間:2026年10月31日まで

2026年10月9日時点の公式サイトの情報です。内容は変わることがあります。

♥こんな人におすすめ

  • 東京でキャデラックを使ったマンツーマンを受けたい人
  • グループに通いながら、ときどきプライベートで動きを見直したい人
キャデラックを使えるレッスンプライベートレッスン(60分)。専用の設備にキャデラック・リフォーマー・バレル・チェア
プライベートの料金体験 60分 11,000円。月額は各店舗ページ・予約サイトで案内
グループのレッスンリフォーマーを使う少人数グループ(最大8名・55分)。月4回 16,280円
店舗数8店舗(東京・大宮)
男性の利用可(恵比寿店は女性専用)

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スペシャルキャンペーン(グループコース)

体験レッスンが1,100円(通常4,070円)。体験当日の入会で、体験料のキャッシュバック・入会金0円・初月会費0円などの特典。各店舗20名限定

期間:2026年10月31日まで

2026年10月9日時点の公式サイトの情報です。内容は変わることがあります。

東京を中心に8店舗を持つ、マシンピラティス専門のスタジオです。公式サイトでは、プライベートレッスン専用の設備としてキャデラック・リフォーマー・バレル・チェアをそろえていると案内しています。グループレッスンはリフォーマーだけなので、キャデラックを使いたいなら選ぶのはプライベートです。

公式のブログでは、グループに通いながら数か月に1回プライベートを足す通い方を勧めています。プライベートの体験は60分で、予約のときに「キャデラックを使いたい」と伝えておくと、その日の内容を組み立ててもらいやすくなります。設備は店舗で違うことがあるので、通いたい店舗に置いてあるかも一緒に確かめましょう。

zen place pilates|全国のスタジオでマシンのプライベートが受けられる

♥こんな人におすすめ

  • 近くにあるスタジオで、キャデラックを含むマシンのマンツーマンを受けたい人
  • マットやリフォーマーのグループと組み合わせて通いたい人
キャデラックを使えるレッスンマシンのプライベートレッスン。公式コラムでリフォーマーに加えキャデラック・チェア・バレルを使うと案内
プライベートの料金体験 9,900円(グレード01)/8,250円(グレード02)、月4回 38,280円(グレード01)/33,880円(グレード02)
グループのレッスンマットのグループ、リフォーマーのグループ(月4回 15,400円)
店舗数130店舗以上(全国)
男性の利用可

📣 キャンペーン

TRIAL CAMPAIGN はじめての体験&入会で「Google Fitbit」プレゼント

マシングループの体験が3,000円、マットグループの体験が1,000円。体験当日に入会すると Google Fitbit のプレゼントなどの特典あり

期間:2026年10月31日まで(10月中の体験が対象)

2026年10月11日時点の公式サイトの情報です。内容は変わることがあります。

全国に130以上のスタジオを持つ、ピラティスとヨガのチェーンです。公式コラムでは、プライベートレッスンでリフォーマーだけでなくキャデラック・チェア・バレルを、その日の体の状態や目的に合わせて組み合わせると案内しています。

プライベートはスタジオのグレードで料金が変わり、体験は1回9,900円か8,250円です。マットやリフォーマーのグループもあるので、ふだんはグループ、ときどきプライベートでキャデラックという通い方もできます。マシンの設置はスタジオで違うことがあるため、体験の予約時にキャデラックを使えるか確かめておくと安心です。

ピラティスのキャデラックでよくある質問

FAQ

キャデラックとはピラティスの何ですか?

ピラティス専用のマシンの一つです。ベッドの周りを頭上までフレームが囲み、ばねやバーを付けて使う大型の器具で、トラピーズテーブルとも呼ばれます。

キャデラックを使ったピラティスの効果は何ですか?

ばねで体を支えたり負荷をかけたりできるので、背骨や股関節の動きを一つずつ確かめながら、姿勢や体の使い方を整える練習に向いたマシンです。どれくらいで変化を感じるかは、体の状態や通う回数で違います。

ピラティスのタワーとキャデラックの違いは何ですか?

タワーはリフォーマーなどに縦のフレームを立てた器具で、キャデラックの動きの一部をリフォーマーの上でできるようにしたものです。キャデラックは頭上までフレームがあるので、吊り下げる動きまでできます。

キャデラックはグループレッスンでも使えますか?

この記事で調べた2社では、グループはリフォーマー、キャデラックはプライベートレッスンでした。グループで使いたい場合は、スタジオに直接確かめましょう。

キャデラックを使うレッスンの料金はいくらですか?

プライベートの体験は、BDC PILATES が60分11,000円、zen place pilates が9,900円か8,250円です。月4回通うなら zen place pilates で33,880〜38,280円で、同じ zen place pilates のリフォーマーのグループ(月4回15,400円)より月2万円前後高くなります。

まとめ|ピラティスのキャデラックはプライベートで試そう

まとめ

キャデラックは、ベッドの周りをフレームが囲む大型のピラティスマシンで、ばねに支えてもらう使い方から、吊り下げる上級の動きまで幅広くこなせるのが特徴です。台が動かないので、背骨や股関節の動きを一つずつ確かめたい人に向いています。

グループのマシンレッスンは多くがリフォーマーなので、キャデラックを使いたいならプライベートレッスンを選び、体験の予約時にキャデラックを使いたいと伝えるのが近道です。リフォーマーのグループも含めてスタジオを比べたい人は、ピラティスのおすすめスタジオから選んでみてください。

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